羽黒蛇、大相撲について語るブログ

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14日目怪我している照ノ富士に白鵬が負けるのは、実力の衰えた男女ノ川に双葉山が負けるようなもの(羽黒蛇)

2015年11月23日 | 情実相撲・八百長・防止案など羽黒蛇意見
14日目怪我している照ノ富士に白鵬が負けるのは、実力の衰えた男女ノ川に双葉山が負けるようなもの(羽黒蛇)






私は14日目千秋楽のテレビを録画して、仕切りを飛ばして相撲だけを見る。実況を生で見ると力士の勝敗が分かってしまう。勝ち越していない(負け越してもいない)力士の相撲を「勝つかもしれない」と思いながら見ると、相撲に集中できないから。勝ち負け勝ち越し負け越しより、相撲内容を見たいから。



それでも照ノ富士が7勝6敗であることは知ってしまっていた。白鵬との一番。

それでも照ノ富士が勝ち越していない、白鵬と千秋楽まければカド番になるという情報を、脳内から消して(消す努力をして)相撲内容に集中。

立合いから踏み込まず、四つになっても攻めない白鵬を見て、思い出したのは、






14日目の武双山との一番でケガをした貴乃花に、本割では立合一瞬破った武蔵丸が、決定戦で貴乃花のケガがひどくならないように相撲をとり(力を出せずに)負けた一番。

白鵬は、「自分が攻めて照ノ富士の持ちこたえた時にケガが悪化しないか」と心配しながら相撲を取っているという印象をもった。






その一方で頭の中では、陰謀史観から、白鵬が照ノ富士を勝ち越させるために本気を出さなかったと批判されるだろうから、白鵬に勝って欲しいと思いながら見ていたが、力を出さずに負けた。まるで双葉山が男女ノ川に負けたような一番。






双葉山は男女ノ川に五連敗して、双葉前頭3枚目、男女大関の昭和11年1月場所で勝ってから十連勝。横綱同士では七連勝。 双葉山は花相撲で、例えば男女ノ川の地元で、男女ノ川に花を持たせる相撲を取ったことがあるのだろうか? もしあったとしたら、昨日の白鵬照ノ富士のような相撲かと想像する。






足を怪我している照ノ富士は、白鵬にとって、巨体の男女ノ川を簡単に料理した双葉山くらいに楽勝確実の相手。



ブログ読者よりのコメント

ひどい一番であった。 11月22日毎日新聞は「白鵬痛恨の連敗」と書きながら「まわしを切ったり、巻き替えたり することなく、我慢比べで力尽きるように寄り切られた」と述べている。ふんわりした立会い、時間はかかったが何もせず、ただまわしを組んでの土俵上、 いかがわしい相撲を取るならもっと上手にやるべきだ。   引用終わり



白鵬照ノ富士の一番で白鵬が勝ったら、「実力が圧倒的に上の力士が、相手に十分相撲を取らせて、観客を喜ばせて、勝った」と評価された。「しかし、観客を喜ばせるより、自分の相撲を取るべき」との批判も受けなければならない。






白鵬が旭鷲山に勝った一番に、そのような相撲があったことを思い出した。楽勝で勝てる白鵬が、旭鷲山に攻めさせて、長い相撲になったが、余裕で勝った。

双葉山は、横綱玉錦、大関鏡岩に対してそういう相撲をとったと言われる。鏡岩に攻めさせて打棄りで勝ったとも。






羽黒蛇

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