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word worlds

日々思いつくまま綴ってます恋愛詩、その他諸々。たまに過去に書いた詩も載せています。

貴方の優しさが好きすぎて、切ない月夜

2022-09-10 20:47:58 | poem



「痩せたんじゃないか?」

っていう

貴方の言葉を

ただの社交辞令としか

思えなかった私



異動になって

色々大変な思いをしてると

貴方は思っていたからこそ

「苦労してるんじゃないか?」

なんて言葉も

かけてくれたのに


捻くれ者の私は

心配してくれてる

貴方の優しさに

甘えることも出来ず


「大丈夫です」

って

強がることしかできなかった



いつもそう

貴方は

私の心の一番近くに

いてくれて

「悩み事があったら聞くぞ」

なんて

言ってくれても

私は

余計な心配かけたくないのと

自分のプライドが

邪魔をして

素直になれずにいた



いい雰囲気だった

私たちも

私の異動が

決まると

離れ離れになること

知っていたから

貴方はきっと

告白のタイミングを

見計らってくれてたんだ


同じ血液型の

私たち


照れくさいとか

恥ずかしいとか

そんなこと考えずに

私が貴方の気持ちを

受け止めるだけで

良かったのに

それすら

出来ず

貴方のことを

引きずっている




忘れられない想いが

苦しい



今宵は

貴方と一緒に見た

月が

いつも以上に

優しく感じる


ひとりを感じていた

私を励ましてくれた

貴方のようで

切なくなった








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