word worlds

日々思いつくまま綴ってます恋愛詩、その他諸々。たまに過去に書いた詩も載せています。

貴方とふたり幸せな結末を迎えられたなら

2022-09-13 20:08:51 | poem




最初は

優しいお兄さん

そんな風にしか

思っていなかった

貴方のこと


気付いたら

特別な異性として

好きになっていた


一緒に仕事をする中で

揶揄われたり

冗談を言い合ったり

心許せる存在になっていた

貴方


人見知りするって

自分で言ってたけれど

そんな気はしなかった


異動が決まっていたあの日の私は

貴方のことが

好きなのに

貴方の気持ちに応えるような

返事もできなかった


それなのに

「新しい場所でも、頑張れよ」


って普通通りに

接してくれた


言葉にしなくても

お互い

通じるものが

きっと

あったはず



でも

その時の私は

貴方が

私に恋愛感情を

抱いてるんだとは

思っていなかった

あんなに

気が合っていたのに





お互いが

お互いを

想い合っていなきゃ

呼吸の合った

やりとりなんて

できないんだってこと



それに

気付いてさえいれば

貴方と

私は

お互いに

幸せな結末を

描いていたのかもしれない



あの時の

私たちには

間違いなく

心と心で

結ばれていたはずだから













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