告白モノローグ

嘘でしょ

なんて笑い飛ばそうとしないでよ

これでも
随分前からキミのこと
好きだったんだから


ずっとキミを
見てたよ


コロコロ変わる表情とか
誰に対しても変わらぬ接し方を
するところとか
ちょっと天然なところもね


キミ以外の女の子に
興味が全然持てないくらい

キミだけが
好きなんだよ


だから
この告白は
冗談なんかじゃなくて
本当の気持ちなんだ


今すぐなんて
言わないから
キミも僕を
好きになってくれたりしたら
嬉しいな


なんて
言えたら苦労はしないのにな

恋愛って
難しいね

幼馴染

小さな頃は
何の意識もせずに
キミに触れることだって
できたのに

大人になればなるほど
遠くなってく
キミとの距離


幼馴染の
一言で
片付けられるほどの
想いじゃないのに

キミに気持ちを
伝えることは勿論
触れることにすら
躊躇してる


一番近くにいたのは
私なのに

その距離が
どんどん離れていくようで
寂しいよ


ただの幼馴染じゃ
嫌なくせに
何もできない
自分がとても
悔しい

キミを誘いたい

あんなに遠く感じていた
夏ももう
折り返し地点

お盆には
帰ってくるらしいキミに
会いたいな


最後に会った
去年の夏

キミがあまりに
大人っぽくなっていて

掛ける言葉に
躊躇したけれど

今年は
弱気な自分と
さよならして
思い切って夏祭りに
誘ってみよう


いい返事貰えることを
期待しながら

キミへの想いを
募らせる

溢れる想い

手を伸ばせば
すぐ届きそうな距離に
いるキミ


でも
怖くてキミに触れられない

丁度いい
心地の良い距離にいる
私たち

この距離を詰めたら
キミが離れるかもしれない

そう思うと怖くて
伸ばせないの

このままでいるべきなのかな

そう思うけれど
キミを想う気持ちは
日ごと増すばかり

甘酸っぱい苺みたいで
なんだかもどかしくて
たまらない

キミの本当の気持ち

一見冷たく見えるキミだけど
本当は優しい

そんなところに
とても惹かれて
しまっている


好きとか
全然言ってくれなくても

キミの気持ちはいつも
伝わってきてる


全力で
私を好きな態度が

その眼差しや
繋いだ手から
伝わるから

恋の方程式

ちょっと
とっつきにくい人
そんな風に思ってたキミ

だけど
そんなキミのストイックな
姿勢とかに
惹かれる女の子は
沢山いるんだろうなって
思ってた


そんな人が
まさか
私を好きになるなんて

恋って
何処でどう始まるのか
分からない


私もキミの事
気になってた


運命とか
赤い糸なんて
どうだっていい

ただキミが私を好きで
私がキミが好きなら

この恋は成立するんだから

夢を持とう

夢なんてさ


そんな風に思わないで欲しい

やっぱり夢があるのと
無いのとでは
大きな違いがあるから


夢があったら
それに向かって邁進していけるけれど
何もなければ
ただ時間が過ぎてくだけ
そんな風に思うから

夢を叶えるのは容易くないけれど
だからこそ
叶った時の喜びは
計り知れない


だから
夢のある
キミに憧れる

キミの夢
いつか叶いますように

キミとの距離

今年の夏は
暑いを通り越して
暑すぎる


でも
キミに
くっついていたいの

付き合い始めて間もない
ふたりの距離を
もっともっと
縮めたいから

そう思いながら
ふたり見上げた花火の下で
キミにぴったり寄り添った

密かな楽しみ

毎朝乗る電車で
見かけるキミの事
いつの間にか
ちょっと気になる存在

スマホばかり見てる人たちの中で
読書に没頭してるキミ

素敵だな

満員電車の
唯一の楽しみは
キミの存在

話すことはないと
思うけれど

私の元気の源になってる


明日も会えたらいいな

って
密かに毎日楽しみにしてる

私たちの遠恋

三か月ぶりに
会うキミが
どんな風になってるのか
かなり楽しみ

遠距離恋愛なんて
無理って
思ってたけど
お互いそれなりに
切磋琢磨しながら
過ごしてるから

久しぶりに
会ったキミが
あまりにも
眩しくて
じっと見てられないくらい
格好よくなってた


私はどうかな
キミに見合う彼女に
ちゃんとなってるかな

次に会う時は
もっと格好良くなってるかな


私もキミにもっと
見合う女の子目指して頑張るから

これからも
ずっと一緒でいてね