裸足-hadashi-

子供たちが小さかった頃は子供の面白ネタ。デカくなった今では、日々のおかしな出来事なんかを書いてます。

キャンプップー2020

2020-11-15 20:38:00 | 裸足の日常
かれこれ10年ほどキャンプとは離れていたと思います。

またキャンプに行きたい!
という思いで色々と道具を買い集め、
今の自分のスタイルに合ったキャンプを模索しておりました。


単独で好きな時に使える車はない。
電車と徒歩で行けるとこ。
自力で運べる荷物、、、、




こうなりましたよね。



ゴロゴロと共に、これだけの荷物を持って移動です。

今回は3人のグルキャン。
後の2人はキャンプ初心者。


まず荷物が重い。
これでも、行く直前まで、
これはいらねー、これは持っていかねー、と
ポイポイっと玄関に置いてきたりしたんですが。

普段使ったことのないエレベーターを使いまくる。
最寄駅でもエレベーターがどこにあるのか知らなかった。

電車で3時間かけて秩父方面まで。
今回はお世話になったのは
フォレストサンズ長瀞キャンプ場。

途中乗り換えが2回。
1回目の乗り換えでは、
なんとホームに降りるエレベーターが点検中ときたもんだ。
最寄駅からキクリンと一緒に行っていたので、
カート1台を2人で持って2回往復して下ろしました。


2人の荷物はこのボリューム。

荷物を置いて交代でトイレへ。
これ、ソロだったら、トイレに行くのも大変だよね。

電車に乗り込むときは、一瞬カートを両手で持ち上げないといけない。
慣れない大荷物を、なんとか隅に落ち着かせる。
人様に迷惑かけてないか気にしつつ。

次の乗り換えは、西武秩父駅から秩父鉄道の御花畑駅まで徒歩を挟んでいた。

駅のエレベーターで、駅員さんに案内される、
目が不自由な白杖の2人連れと一緒になった。
2人とも私たちと同じように、でかい荷物をゴロゴロで引いていて、どうやらキャンプ道具のようでした。

駅を出て、
「御花畑はどっちなの?」とふざけていると、
先程のおふたりを駅員さんが誘導しているのを見つけて、きっと御花畑まで駅員さんが連れて行ってくれるに違いないと、その人たちについて行った。
途中ひとりの荷物が荷崩れしそうだったので、
キクリンが声をかけていったん一行の足を止めてちょっと傾いているのでなおしますねと、
説明しながら勝手に積み直す。
また出発して進んでいると今度は先程の荷物から寝袋らしきものがコロコロ〜、
「あっ、落ちた落ちた」と拾って渡して、
そんなこんなで、意外と距離もあったよ西武秩父と御花畑。

秩父鉄道、ICカード一切使えませんの貼り紙を二度見!!!
そして、予定していた列車には間に合っておらず、次の列車まで40分ほどありました。

ポカポカと暖かい日だったので、のんびり待つのもさして苦にもならず、腹も減ったし立ち食ってみた(笑)



さて、秩父鉄道に乗ったら、目的地の野上駅までは一本。

途中トンネルや渓谷などを眺めながら、
こんな風に列車で遠くまで来たことってあったかなーと思いを巡らす。



ハイ着いた!!!


そこからはゴロゴロ荷物をひきながらキャンプ場まで徒歩15分。
駅近キャンプ場。





このゴロゴロ、引っ張るだけではありますが、
荷物の重みがいくらか引いている手にかかってくる。
なかなかしんどい。
こりゃあ、腕が筋肉痛になるなーと思いつつ、迷うことなくキャンプ場に到着。

テントサイトは17サイトあるが、
この日の予約は満タンだった。




わたくし、寒い時期のキャンプは初めてでして、このサイトにはAC電源があるので、
電気毛布を持ってきた。
まず、電源の場所を確認し、テント、タープ、もひとつのテントのレイアウトを決める。





はじめ、私のテントに3人でギュウギュウ寝る予定だったが、キクリンが買ったテントが間に合ったので、2つたてることに。

キクリンのテント。
2〜3人用。


おらのテント
一応4人までとなっているが
えー?!っと思う。(笑)



お隣は20代とみられる女性がソロキャンプをするようだ。

可愛らしいパオ型のテントを、
星の形の電飾でかざって、
白くて丸い石油ストーブもあった。
上にヤカンを置くようなやつ。

車で来るとああいうものも持ってこられていいわねえ。

バダバタと野営の準備をして、
焚き火台で薪を燃やし始めたが、
キャンプ場のスタッフさんが、
なかなか燃えない薪ですと言っていただけあって、ほんとに火がつきにくかった。
今回のキャンプは、焚き火の面倒を見るのが非常に大変であったと書いておこう。


それぞれマイフーフー棒をポケットから
スチャッと出して、いつでもフーフー体制であった。




さて、持ってきたハンモックを使ってみなくては!!!




サイトのすぐ脇に、
ちょうど良さげな木があるじゃあないですか!



こんな風に木に縛って使う。
木を痛めないように巻く、
ツリーウェアというものが売られていたので、
それは必要だわ、と、100均のバスタオルを細長く縫ってマジックテープのガサガサしている方だけをつけてみた。
マイクロファイバーのタオルって、マジックテープがつくんだよね。
重たーい体重をかけるので、
木にたいするせめてもの気遣い(笑)



意外と簡単に設置できてたーのしー。

こんな風にソファー的にも使える








そんなこんなで腹も減ってきて、
めしもつくらなあかん!

とにかく腹が減った!!!と、
キクリンが持ってきていたレトルトのおでんを火にかけた。

私が水をくんで戻ってくると、
ちょうどおでんが、、、



あっ、あれ?!


鍋がひっくり返ったらしいが、
なにこの整列(笑)(笑)(笑)



これはあかん!
とっとと飯をつくるよっ!


仕込んできたナンのタネを軽くこねて整形して焼きました。



焚き火は愛でるために。
調理には安定のタフまるジュニア!
(カセットコンロ)

ドライカレーの予定だったが、
おらたら、冷凍しておいた挽肉をわすれまちた。

野菜と豆だけ(笑)

まな板とか包丁とかめんどくさいんで、
野菜も全部うちで刻んでジプロックで持ってきた。



そこそこちゃんとした、ナンとドライカレーにありついた。


食べ終わると、
仕事で夜から参加予定だったタロー到着。



冷凍で持ってきた焼鳥。




より火が盛り上がっている方で焼く。



今回このカートに乗せたデニムのずたぶくろを作ってみました。



マジックテープでカートと着脱ができるので、
荷物を入れたまま取り外しても使います。


両サイドの大きいポケットには、
調理器具を入れます。

コンテナがわりに、キャンプの色んなものを突っ込んでおく、道具のよりどころとして使います。

ガンガン使ってもへたらないように厚手のデニムで作ったわけだけど、
これがもう厚紙レベルの硬さで、
生地と格闘しましたね。
洋裁という名の筋トレ。

持ち上げる時につかむハンドル等もつけて、
カートを目一杯活用できる仕上がりにはなった。



枝豆



ハンモックから見上げた空





幸い、ほぼ無風であまり寒くない夜でした。
目一杯焚き火に当たってから、
いやー、意外と寒くなくてよかったよかったーと口々に言いながら寝ることに。





私はキクリンのテントに泊まらせてもらい、
タローは私のテントにひとりで寝た。

私たちは電源の近くで電気毛布を使っていたが、タローの方には電気はない。
「死ぬなよ」
「寒くてどうしよもないときは、
寝るな。寝なけりゃ生き延びる」


まあ、なんとか眠れたみたいで良かったわ
(笑)









日の出とテント


朝は寒かったー。
電気毛布のおかげで寒い思いはしなかったけど、2人で寝袋で寝てちょうどいっぱいな感じだった。
3人は無理じゃないかしらという感じ。
でも、広けりゃ広いで寒いかも。

またハンモックで遊んでみる
みよ、この絶景




ハンモックから見上げた空
明るいバージョン



朝飯はキクリンがジブリ飯というのをつくってくれた。
コーヒーミルまで持ってきていて、
豆をひいて入れてくれたコーヒーは格別!

とにかく寒いキャンプはホットコーヒーが
このうえなく嬉しい。

朝は6時に起きて活動始めたけど、
ご飯を作って食べて洗い物して、
さあ、撤収だ!

11時には片付けてチェックアウトなのである。

一泊だけだと、キャンプってほんとにせわしない。
実際はひとつもゆっくりできないで、
常に何か仕事がある。寝床を作って食べて生き延びるって、大変なことなんだよね。

帰りは八高線の駅までタローの車に乗せてもらったので、
秩父鉄道と西武池袋線をスキップできた。
ありがたい。

いやはや、とにかく荷物が重くて、道中だけで消耗してしまい、帰りはもうグダグダ。
頭も働かない。
重いバックパックのせいで首をやられて
なんか気分も悪く、
とにかく家までの最後の徒歩15分、
必死でした。

その昔、次男がまだ2歳の頃、
デザインフェスタに出展するために、
2歳と5歳を2人連れて、でかいスーツケースと、
背中に背負う小さいスーツケースを持って
東京駅まで行き、バスでビックサイトへ。
ホテルに泊まって二日間出展、なんてことをしていましたが、私もまだ若かった。
全然やれてた。

が、しかし!
今回はもう無理と思ったね。
電車と徒歩でキャンプ、、、
楽しかったけど、体力的に無理があるなー。

異常なまでに疲れてどうしようもなくなった。
キャンプに行く楽しさと苦しさを天秤にかけたら、苦しさが圧勝でした、、、(^_^;)

もうしばらくはいいかなー、キャンプ。


チャンチャン(笑)
えー、こんなオチー?!(笑)








1夜あけて今日。
フライシートがまだ乾かないうちにしまってきたので、テントを干しにチャリンコで河原まで。



やることはそんなになかったのでのんびりできた(笑)

ハンモックについていたタープをはってみた。




足だけひなたぼっこしつつ
しばらく滞在。


余談ですが、
このクロックスおそらく10年選手。
アッパーはスエードで、めちゃくちゃ履きやすくてお気に入りなんだけど、
底がもうツルツルなの。
ただでさえ滑りやすいクロックスなのに、
底がツルツルで、雨の日などは超危険。
でももう、同じものは売ってないので
気に入ってはき続けています。


それではみなさん、ごきげんよう。

















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