学校は気軽に休むものに成り下がった。

朝、寒い、眠い、だるい。
これ誰だってそうだと思う。
今冬だし、寒いに決まってる。
多かれ少なかれ、
朝起きて行動するのがおっくうなのはみんな同じ。

朝から
「頭がいた～い」
「きもちわる～い」

それは外からはわからない症状ばかり。
申告したもん勝ちか？

そうやって長男は月に2度ほど学校を休んでいる。

そんな長男が、
2学期の登校日の多さで2位だったという。
本当だろうか。
どうなってんだ中学校。

昨日も朝から
「気持ち悪くて頭が痛い。」といって学校を休んだ。
しかし一日家で寝ていたが、
ゲロっぱきするわけでもなく、ただ寝てる。
塾も休んだ。
ちまたではノロウィルスなども流行っていて、
気持ち悪いと言えばノロが疑われる。

しかし、吐いてない。
一日すやすやと寝ているか、
腹が減ったといって、餅や餃子を食う。
「おかゆつくろうか？」
「餃子がいい。（家族の献立は餃子だった。）」
そんなノロがあるんか。

夜は弟とチャンネル争い。
晩ご飯しっかり食べて、風呂入って、
熱もなく、
「i-pod充電しといて～」
などと言いながら、
「明日の朝はちゃんと学校行きなさいよ！」と言うと、
「うん。」
私からやいやい言われて時間割を揃えて寝た。

そして今朝、起こしに行くと
「きもちわるい～」

おまえ、夜中にトイレに起きて吐いたりしてないよな、一度も。
すやすや寝てたよな。
朝になると急に病気か。

もうあったまきた。
仮病だろうが本当だろうがかまわない。
とにかく学校にやる。
朝からこんなハードなバトルしたくもないが、
やるしかない。
「学校にいきたくない病」だったら困る。
そんな甘ったれて、不愉快なこと許せるはずがない。

ベッドからひきずりだし、
「着替えて学校にいきなさい。
それで本当に吐いたりして具合が悪いのなら保健室にいって先生に判断してもらって、帰ってくるなら帰ってくればいいから、とにかく学校にいきなさい。」

「むり～、なおらない～、うそじゃない～ほんとにきもちわるい。」

「じゃあ、吐いてみなよ。」

「むり～」

「顔色いいよ。」

「なおらない～、学校にいけない～」

「吐いてるわけでもないし、学校にはいけるよね。
　途中で具合悪くなって倒れてみろよ。
　ど田舎じゃあるまいし、誰か気づいて救急車呼んでくれるから、
　そしたらほんとに病気だったって信じるよ。」

と、やいやいやっていて、
しまいにはまた、むりやりパジャマを脱がせてワイシャツを着せて靴下はかせて。
まぢ中学1年の男子を着替えさせるって、気持ち悪い。
こっちが気持ちわるいわ～！！！！

リュックをしょわせて弁当もたせて。
泣きながら自分ででかけていきました。
「弁当はいらない。」
たぶん、朝いちで帰ってくるつもりだな。


遅刻、欠席というものが、
私の感覚とズレている。
遅刻する、学校に来ないという子が多いらしく、
みんな麻痺状態。
遅刻なんて別に～ってくらいなもんだ。
これが会社だったら？仕事だったら？
通用するか！？

学校公開日に、
生徒が遅刻してきても、
先生が「よくきたねー」みたいに、
授業中の教室まで送ってきて、
かいがいしく席に座らせているのをみた。

なんじゃそら。
うちの子が通う中学、どうかしてんじゃねーの？
てきとーに休んでた長男が出席日数2位って。
これじゃ、あと何回か休んだところで、
どってことないって思ってるだろうな。

学校は気が向いたら行くとこじゃねー。
おまえらの本業だ。
それやらないで、何がゲームだ？
何がi-podだ？
ふざけんじゃねーよ。