アスラは正義の神であり、インドラは力の神である。
この両者はしばしば戦うのだが、いつもインドラが勝利する。
なぜ正義の神は、力の神に勝てないのだろうか?
この謎を探るため、ある日の両者の軍勢の戦いの様子を観てみよう。
その日アスラは優勢であり、インドラの軍勢は敗走を続けていた。
だが逃げる方角に、道を横断するアリの大群が現れたのである。
インドラは叫んだ、
「いかん!このままではアリを踏み潰してしまう、全軍引き返せ!!」
「しかし、そんなことをしたら我が軍は全滅するやも知れませぬ」
「いや、やはりアリを殺すことはできぬ!引き返せ!!」
突然反転してきたインドラの軍勢にアスラたちは肝をつぶした。
「なぜだ!?計略でもあるのか!?それとも援軍が現れたのか!?」
慌ててアスラの軍勢は退き、この日もインドラの勝利となったのである。
・・・これがもし逆だったら・・・つまり正義の軍勢がアリの大群と出会ったのだとしたら・・・どうなっていただろうか?
おそらく「我々は正義の軍勢である、正義のためには、ある程度の犠牲はやむをえない」・・・となっていたであろう。
『正義』をふりかざすエゴイストはいませんか?
この両者はしばしば戦うのだが、いつもインドラが勝利する。
なぜ正義の神は、力の神に勝てないのだろうか?
この謎を探るため、ある日の両者の軍勢の戦いの様子を観てみよう。
その日アスラは優勢であり、インドラの軍勢は敗走を続けていた。
だが逃げる方角に、道を横断するアリの大群が現れたのである。
インドラは叫んだ、
「いかん!このままではアリを踏み潰してしまう、全軍引き返せ!!」
「しかし、そんなことをしたら我が軍は全滅するやも知れませぬ」
「いや、やはりアリを殺すことはできぬ!引き返せ!!」
突然反転してきたインドラの軍勢にアスラたちは肝をつぶした。
「なぜだ!?計略でもあるのか!?それとも援軍が現れたのか!?」
慌ててアスラの軍勢は退き、この日もインドラの勝利となったのである。
・・・これがもし逆だったら・・・つまり正義の軍勢がアリの大群と出会ったのだとしたら・・・どうなっていただろうか?
おそらく「我々は正義の軍勢である、正義のためには、ある程度の犠牲はやむをえない」・・・となっていたであろう。
『正義』をふりかざすエゴイストはいませんか?
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