太田川漁協日記

漁協での出来事や釣果など日々を綴ります

産卵場の造成とテグス張り&かかしの設置

2019年10月05日 | 漁協ニュース

水温:22.9度

今日は、予定通り、安佐大橋の下流『大槇の瀬』にて、産卵場の造成を行いました。

毎年、産卵場造成を計画しますが、この時期は台風が多く、これまでほとんど中止となっていて、今日の造成は平成27年以来となります。

今年は良い天気に恵まれ、多くの方に参加をしていただきました。

はじめに組合長が挨拶をして、今日の作業内容を説明しました。

そのあと、広島市の水産課さんが、天然遡上を増やすための産卵場造成の取り組みについてお話をされました。

RCCのテレビ局の方も取材に来てくださいました。

(お昼のニュースですでに放送されています。)

いよいよ造成開始 みんなで川に向かいます。

産卵場となっている『瀬』の大きな石を取り除いて、レーキやスコップ、竹ぼうき等でならします。

総勢約60名での作業 川に入るととても気持ちよかったです。

作業している側ではアユ達がまだか、まだかと待ちきれない様子で跳ねていました。

作業後に広島市さんが潜られて調査をされたのですが、たくさんのアユがいたそうです。

こんなに河床がきれいになりました。

まだ産卵にはもう少し早いみたいなので、この場所が気にいってくれたら、これからいっぱい卵を産んでね。

 

 

今回の産卵場造成では、色々な方にご協力をしていただきました。

 中国電力株式会社さん

ウェーダーも自ら持参していただき、造成に参加してくださいました。

ありがとうございました。

 

 

 

 釣りクラブ 清流会さん

株式会社マルトの社長さんにも参加していただきました。

今年、尺アユを釣られた組合員さんも写っています。

ありがとうございました。

 

 

 

 釣りクラブ アユ研さん

みなさん、アユを愛する方達です。

ありがとうございました。

 

 広島市水産課さん

『太田川再生』に向け、アユの天然遡上増大のための調査、解析をされています。

いつも力になってくださり、アユ復活にむけ一緒に頑張っていただいています。

 

 山崎製パン株式会社さん

毎年、協賛していただき、参加された方にパンを提供してくださっています。

ありがとうございました。

季節の色々な種類のパンを最後に皆さんに食べていただきました。

 

最後にちょっと、疲れた顔ですがみんなで記念撮影 

無事、開催できて本当に良かった。 みなさん暑い中の作業、お疲れさまでした。

 

 

 

 

そして、午後からは、造成場所と禁漁区にカワウ対策のテグス張りとかかしの設置を行いました。

テグス張り班とかかし班に分かれての作業です。

テグス班は、午前中の造成にも参加してくれた釣りクラブの方

午後から水量が増え、何度も流されそうになったそうなのですが、とても手際よく何本もテグスを張ってくれました。頼もしい。

 

かかし班は、組合の理事、職員

高瀬から下流域に14人の助っ人達『守るんジャー』が設置されました。

 

あとは、産卵を待つだけです。

みんなの努力と想いが届きますように。

 

 

 

 

 


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