世界陸上に向けて

神戸ではアジア陸上競技選手権の熱戦が連日、繰り広げられていますが、ＳＴＣＩ・エチオピア交流事業の
一環でサポートしているナホム・メスフィン選手も今月、世界陸上３０００ｍ障害のエチオピア代表権
獲得を目指し、欧州の大会に挑みます。

現在、同種目のエチオピア代表争いの中でナホム選手はＢ標準をクリアして３番目の位置に。
トップの選手は既に複数回Ａ標準記録を突破しているので既に代表入りは当確。
２番目の選手はＢ標準記録のみの突破ですが、ナホム選手の今季ベスト記録を僅かに上回っており、
ナホム選手としては何としてもＡ標準記録をクリアして２番目の位置を確保したい所。
（Ｂ標準の２番目ではルール上参加出来ないので。）
今月参加するベルギーとフィンランド（２レース）のレースディレクターと情報交換する中でいずれの
レースも優勝タイムを８分１０秒～２０秒の範囲内を予定しているとの事。
自己記録が８分１４秒、そしてＡ標準（８分２３秒１０）突破を考えると同選手にとって丁度いい
レベルのレースになりそうです。

現地スタッフやナホム本人によるとエチオピアで順調に練習を積んでいるようなので、レースでの活躍が
楽しみです。

↓５月の上海ＤＬでは僅かにＡ標準に届きませんでした、ベストの状態ではなかった割にはまずまずの
レース。


↓６月はエチオピア・ナショナルチームのコーチの下でしっかりトレーニングを積む事ができました。


↓試合シーズンに入っても起伏のある場所でのクロスカントリー走を多く取り入れています。