GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

東京オリンピック・男子10000m決勝

2021-07-31 20:37:24 | 日 記
昨日から始まった東京オリンピックの陸上競技
最初の決勝種目は男子10000m(参加25名)

今回レースにはクライアントチーム、また弊社とネットワークのある海外チームなどから多くの選手が出場。

蒸し暑い気候もありスローな展開になった今回レース。
優勝はエチオピアのS・バレガ。激しいラストの競り合いを制しての優勝。
自己ベストは5000m・12分43秒02と10000m・26分49秒46。2019年ドーハ世界陸上5000m2位の実力者。
若干21歳。エチオピアの英雄・Hゲブレセラシエ、K・ベケレの後継者として今後世界の長距離界をリードする一人となりそうです。

2位に入った同種目世界記録保持者(26分11秒00)のJ・チェプテゲイ(ウガンダ)。
今年負った怪我の影響で万全の状態ではない中、最後追い込み1位とは0秒41差の銀メダル。
彼が所属する陸上マネジメント会社グローバルスポーツコミュニケーション(GSC)からはこの種目だけで5名が出場。
陸上全体では16カ国59名の選手を送り込んでいます。
写真は2018年オランダ7ヒルズ15kロードで41分05秒の世界最高記録樹立時のチェプテゲイ選手。

Photo by Impress Running

一方、米オレゴン州拠点のバウワーマントラッククラブ(BTC)からも5名の選手がこの10000mに出場。
BTC若手のエース・グラント・フィッシャー(アメリカ・24歳)が5位入賞。世陸、オリンピック通じて初の舞台で初入賞。
今後米長距離界のエースになり得る存在。そして6位にモハメド・アーメド(カナダ・30歳)。こちらは前回リオ大会5000m4位に続いて連続入賞。
写真は5月米ユタ合宿。前から2番目がGフィッシャー。4番目がMアーメド。

Photo by Impress Running

日本勢は相澤晃選手(旭化成)の17位が最高。伊藤達彦選手(Honda)は22位。
共に世界との差をまざまざと見せつけられた形になりましたが、この悔しさをバネに今後の世界陸上、オリンピックで
必ずリベンジを果たしてくれるものと思います。
写真は2020年12月日本選手権の10000mレース。前から2番目が伊藤選手。その後ろが相澤選手。

Photo by Impress Running

男子10000m決勝の全結果はこちら

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