GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

遠藤日向選手・日本歴代6位の好記録マーク

2021-12-11 23:22:24 | 日 記
去る10日(金)開催のエディオン ディスタンスチャレンジin京都2021。
男子5000mで遠藤日向選手(住友電工)が13分16秒40をマークして2位(日本人1位)。自己ベスト、今年の5000m日本ランキング1位、そして日本歴代6位となる好記録で2021年シーズンを締めくくりました。

写真は6月の日本選手権5000m。
この時も前半からアフリカ人ペースメーカーに1人喰らい付く積極的なレース。22歳にして初の日本選手権覇者に。それでも残念ながらオリンピック代表権獲得にはつながらずレース後は悔し涙にくれた遠藤選手。

Photo by M.Kawaguchi

2018年春からトレーニング拠点をアメリカ・オレゴンに移し、同地を拠点に活動するプロチーム・バウワーマン・トラッククラブ(BTC)でトレーニングを積んできた遠藤選手。異国の地で色々思うようにいかないことがある中、BTCスタッフや選手達の存在は大きな心の支えに。

Photo by Impress Running

この4年間多くの苦難を乗り越えてきた遠藤選手。日本選手権後、今回のレースに向けてもBTCスタイルの練習を国内で1人黙々とこなしてきました。6月日本選手権、そして先日のエディオン・ディスタンスチャレンジはそんな彼の大きな成長を感じさせてくれるレースでした。そして来年7月オレゴン世界陸上の舞台で今度は日本代表としてBTCメンバーと走る彼の姿を応援したいと思います。

Photo by Impress Running

2018年にスタート、遠藤日向選手(住友電工)、荒井七海選手(Honda)らが参加したBTCとの日本人選手強化プロジェクトJMPは今年夏でいったん終了。来年はスタイルを変えて「パート2」がスタート予定。今はその準備真っ只中。あとはコロナ次第。。。です。

●エディオン・ディスタンスチャレンジin京都2021
・期日: 2021年12月10日
・場所: 京都市・たけびしスタジアム京都
・種目: 5000m
・上位結果:
 1位 M.サムウェル(カネボウ) 13分16秒11秒72
 2位 遠藤 日向(住友電工) 13分16秒40
 3位 塩尻 和也(富士通) 13分16秒53
 4位 砂岡 拓磨(城西大) 13分19秒96
 5位 松枝 博輝(富士通) 13分28秒26
 6位 C.ロキア(富士通) 13分29秒93
 7位 K.レダマ(カネボウ) 13分30秒08
 8位 河村 一輝(トーエネック) 13分32秒36

インプレスランニング・PR動画(4min.)
インプレスランニング・公式ツイッター


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。