全国交通ニュースブログ

「城下まち金沢周遊バス」の全国交通系ICカード対応後の様子

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新年早々、石川県に行ってきました。

金沢市内を走るバスのうちもっともメジャーな北陸鉄道グループの一般路線バスでは独自ICカード「ICa」しか使えないので、乗車口脇にその旨を明記しています。

土日祝のみ運行の金沢駅と中心市街地を結ぶ100円バス「まちバス」は、西日本JRバスの運行なので全国交通系ICカードが使えます。

コミュニティバス「ふらっと」のうち唯一金沢駅に乗り入れる「此花ルート」は、独自ICカード「ICa」しか使えません。見た目の似た他ルート運行のバスでは、西日本JRバスの運行故に全国交通系ICカードが使えるケースもあるのですが。

そして、 「城下まち金沢周遊バス」では、全国交通系ICカード対応であることが晴れやかにアピールされています。

こちらのバスは、10月16日までの「ICカードは一切使えません」のステッカーの上に重ねて貼ったことが丸わかりですね。

乗車口脇のICカード処理機でもアピール中。

運賃箱では、独自ICカード「ICa」が使えないことをアピールしています。ちなみに、一般路線バスが経由しない区間も一部走るので、地元民も少なからず利用しています。

見た限りでは、半数以上の利用者がモバイルSuicaを含む全国交通系ICカードを使っており、残りの多くが一日フリー乗車券(紙券デジタル乗車券の両方あり)で、現金客は僅かでした。

ちなみに、現地では特段の案内はありませんが、このICカードのシステムは名鉄グループの「manaca」のものを使わせてもらっています。北陸鉄道グループ自体が名鉄傘下のためです。

http://www.hokutetsu.co.jp/tourism-bus/ten-card

 

<おまけ>

金沢21世紀美術館最寄りのバス停に設置されている除雪用のスコップ。「思いやりの雪すかし」という雅な名称がついています。

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