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高速バス釜石~仙台線と大船渡~仙台線が9/16から統合されます

関連ブログ・・・2021/6/27付釜石と仙台を結ぶバスが所要時間を短縮して運行再開

2021年7月から三陸自動車道経由に変更され運行を再開した釜石と仙台を結ぶ高速バスですが、利用状況が思わしくないのか、2021年12月6日から大船渡市内に新たに停車するとともに金土日祝のみの運行となりました。

http://www.iwatekenkotsu.co.jp/kamaisisenndai211206.html

そして、2022年9月16日からは陸前高田駅に新たに停車するようになります。

http://www.iwatekenkotsu.co.jp/pdf/newsrelease/newsrelease_20220905.pdf

一方、コロナ禍前は1日2往復体制だった大船渡・陸前高田・気仙沼と仙台を結ぶ高速バス(以下大船渡~仙台線)は、2020年7月以来「三陸地域を朝出て夜に帰る便」が運休中で「仙台を朝出て夜に帰る便」のみ運行中となっています。

http://www.iwatekenkotsu.co.jp/ofunatosenndai200720.html

http://www.miyakou.co.jp/cms/express/desc/42/

この実態をかんがみて、2022年9月16日から両路線を統合することになりました。

http://www.miyakou.co.jp/cms/news/desc/all/2024/#target

釜石まで延長される大船渡~仙台線は同時に東北自動車道経由から三陸自動車道経由に変更となり、所要時間は39分短縮(大船渡・陸前高田~仙台の場合)となります。さらに、気仙沼・陸前高田・大船渡・釜石間相互間の乗降も可能になります。気仙沼市内では既存の三陸自動車道経由の宮古・気仙沼~仙台線(こちらは釜石に停車しない)同様、三陸道のインターに比較的近い港湾部の「気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ」のみに停車するようになります。

一方、この経由変更により、気仙沼と東北自動車道の間の既存一般道沿いにあるバス停(新月公民館前、一関市役所室根支所前、千厩バスターミナル、千厩体育館入口、西小田工業団地入口、道の駅川崎、金沢中町=新月公民館前以外は全て一関市内)には停車しなくなり、これら地域と仙台を乗り換えなしで結ぶ公共交通機関はなくなります。

現在の大船渡~仙台線は気仙沼市街地から道の駅川崎の先で北上川を越えるまで国道284号(一部旧道)を経由しますが、その先東北道若柳金成ICまでのルートは「岩手県道48号弥栄金成線~岩手県道/宮城県道185号有壁若柳線~宮城県道4号中田栗駒線」と高速バスの経路としては比較的マイナーな道路を経由しており、金沢中町(かざわなかまちと読みます)付近以外は人家の見あたらない丘陵地帯をひたすら走ったり一面の田んぼの中を疾走したり・・・でしたが、間もなく見納めです。

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