2025年大阪・関西万博の会場となる大阪港の埋立地「夢洲」ですが、2022/7/19付ブログ記事で書いた通り、徒歩や自転車ではアクセスできません。
ただ、路線バスのバス停は存在します。専ら夢洲にある港湾施設や物流センターに通勤する方々のためのもので、
<参考>夢洲の全体地図(GoogleMap)
北港観光バスが運行する地下鉄コスモスクエア駅と舞洲を結ぶ「コスモドリームライン」が島内のバス停「夢洲コンテナターミナル」に停車します。
12月15日時点の平日の時刻表 12月15日時点の土日祝の時刻表
ただ、(時刻表をよく見ればわかりますが)道路構造および事業所の位置の関係で(後述)、停車するのは舞洲からコスモスクエア駅に向かう便のみで、コスモスクエア駅から舞洲に向かうバスは停車しません。
そのため、夢洲ヨコレイ前止まりのバスが運行される朝7~8時台以外は、夢洲にバスで行くには舞洲内をぐるっと乗車するしかなく、所要時間は往路30分・復路7~8分と大差がついています。
しかし・・・
12月19日からは、新たに「夢洲中央」というバス停が新設され、平日に限りコスモスクエア駅発の舞洲方面行は全便、舞洲からのコスモスクエア駅行も10時以降の全便が停車するようになります。但し、土日祝は全便通過です。
http://hokkohbus.co.jp/news?id=id2051
コスモスクエア駅と夢洲中央の間の所要時間は、往路が6分・復路が12分となっています。
上記サイトに書かれているように、島の中央を縦断する幹線道路「夢洲中央幹線」に横断歩道が設置されていません。これまで通勤者がいる事業所はいずれも同幹線の東側で、こちら側にのみバス停を設けておけばよかったのが、今後は万博会場ができる西側にも新たに通勤需要が発生するため、別途バス停を新設する運びになったものと推測されます。