淡路交通の一般路線バス(島内路線のほか洲本と徳島を大鳴門橋経由で結ぶ高速バスも含む)で、2024/9/1からQRコード決済「PayPay」による運賃支払いが可能になりました。
https://www.awaji-kotsu.co.jp/news/xfymafzz3
バスの後部でもその旨が告知されています。私が乗車したバスでは、高齢者以外は皆PayPay利用だったようです。
淡路交通はスルッとKANSAI協議会に加盟しており、淡路島と神戸を結ぶ高速バスでは全てPiTaPaが使えますが、これはあくまでも神姫バスなど共同運行会社に歩調を合わせてのものであり、一般路線バスは利用客が少なくICカードシステムを導入してもペイしないとあって、バス側で特段の機器の設置の必要のないPayPayを採用しました。利用方法は以下の通りです。
①ご乗車の際に整理券をお取りいただき、ご降車の際に「PayPay」でお支払いいただく旨、乗務員へご申告ください。
②乗務員が専用QRコードを提示しますので、スマートフォンにて読み込んでください。
③運賃をお客様自身の手で入力していただきます。乗務員が確認できる状態で決済ボタンをタップしてください。
PayPayが利用可能なバス事業者の多くはICカードシステムを未導入であり、地方の小規模な事業者が多くなっていますが、
(例)北海道のあつまバスや北海道拓殖バス、和歌山県の龍神バスや明光バス
北海道の道南バスのように胆振・十勝の広大なエリアで路線バスを運行する事業者もあります。ちなみに同社は磁気バスカードの廃止予定のない全国でも数少ない事業者でもあります。
そして、以前にも書いたように交通系ICカードが利用できるバスのない<電子マネー機能は辛うじて一部で採用されていますが)徳島県では、徳島市バスが「QRコード決済推進キャンペーンを実施」しています。
https://www.city.tokushima.tokushima.jp/bus/oshirase/Pay_202410.html