関連ブログ記事・・・「神戸空港第2ターミナルビル周辺の状況(2025/3/16時点)」
神戸空港第2ターミナルは予定通り2025/4/18に供用を開始しました。国内線・国際線両方の施設が準備されていますが、当面は国内線部分は一般客向けには使用されません(利用を検討する国内の航空会社がないため)。
https://www.kairport.co.jp/floormap/t2
https://kobe-note.jp/n/nc1b3a01c3ac5
ということで、2025/4/20の夕刻にターミナル内部(搭乗しなくても入れる部分)およびその周辺の状況を見てきましたので、こちらで報告します。なお、バスに関する内容(ランプバス、ターミナル前に発着するバス)については「バス」カテゴリーの別記事として報告予定です。
1.商業施設について
供用開始時点では、常設の商業施設は国際線搭乗待合室の一角にある免税店のみで、搭乗しなくても入れる部分には皆無なので注意が必要です。ポートライナー神戸空港駅の2階から1階に通じる階段(第2ターミナルに向かう際に徒歩でも無料バスでも必ず通る場所)の踊り場で、このことを注意喚起していました。
第1ターミナル~第2ターミナル間には無料バスが運行されていますが、実際には大半の方(日本人も外国人も)が徒歩移動されていました。確かに無料バスは1時間あたり4便しかなく、両ターミナルの正面玄関間の距離はせいぜい300m程度ですからね・・・ ただ、徒歩経路の半分程度は屋根がついていないので、悪天候のときが気になりますが。
2.ターミナル1階
このあと仁川便と上海便があるので賑わっていました。天井の高さが印象的です(空調費が相当かかりそうですが)。
使用予定のない国内線出発口にも明かりがついていました。このあと仁川便の到着後には内部に係員がいるのが見えました。
1階~2階間の階段・エレベータの様子。
2階から1階を見下ろした様子。
3.ターミナル2階
一般人の入れる部分の大半は「にぎわいスペース」となっていますが、上記神戸市公式noteで「いずれはデザートやドリンクをいただけたり、イベントが開催されたりと、活気のあるスペースになるかも!」と書かれている通り、当面はただの待合&くつろぎスペースです。
もちろん、神戸市もこれを是としているわけではなく、仮設商業店舗の出店者を募集中です。2025年度中に本設店舗の募集を実施する予定のためそれまでのツナギ扱いであり、仮設で営業中だからといって本設店舗の出店者募集で優遇されるわけではありません。
https://www.city.kobe.lg.jp/a11380/kurashi/access/airport_kasetsutenpo.html
当日は第1ターミナルでも仮設売店で商売している弁当屋さんが営業していましたが、売れ行きはいまいちのようでした。
残りは展望デッキとなっています。北西側に向いているので、六甲山と街並みという神戸ならではの景色が眺められますが、滑走路はほとんど見えません。ただ、国際線の航空機が停泊しランプバスとの乗換場所となるエプロンはよく見えます。