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小田急バスが他社と共同運行する路線の運賃の扱いは、東京都と川崎市で異なります

小田急バス公式サイトに、2023/2/17付で「都区内一部系統の運賃変更認可申請について」の告知が出ました。

https://www.odakyubus.co.jp/news/detail/230217_140031.html

実施予定日は2023/3/25で、対象は現在大人210円均一運賃の

 ・京王線調布駅を発着する京王バスと共同運行の5路線

 ・小田急線経堂駅と京王線八幡山駅を結ぶ京王バスと共同運行の1路線

 ・調布市ミニバス東循環線(小田急バスの単独運行、但し調布市ミニバスの他の2路線は京王バスが運行

 ・世田谷区コミュニティバスの祖師谷・成城地域循環路線(せたがやくるりん、小田急バスの単独運行)

です。この近辺で小田急バスが運行する他の路線は大人220円均一運賃(ムーバスなどコミュニティバスは別扱いもあり)のため、京王バスの都区内運賃の値上げ(2023/2/19付ブログ記事参照)に同調する形で統一を図るようです。

一方、2023/2/12付ブログ記事で取り上げた川崎市内の小田急バスですが、同じく大人210円均一運賃ながら、今春には値上げは行いません。

小田急バス公式サイト上で2023/2/14付で告知された内容によれば、

https://www.odakyubus.co.jp/news/detail/230214_230214.html

東急バスの川崎市内路線が2023/3/16から値上げ(210円均一→220円均一)された後も小田急バスは従来の運賃で継続するため、両者が共同運行する路線(新百合ヶ丘駅発着など)でも川崎市内区間に関しては東急バス運行便と小田急バス運行便で運賃が異なるとのことです。

 

同じ「小田急バスと他社との共同運行かつ運賃改定も同時期」なのに扱いが異なるとは、バスの世界は本当に奥が深いですね。

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