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ビル閉鎖1か月後の「大阪マルビル」空港バスのりばの状況

2023/6/10付ブログ記事「解体が始まった「大阪マルビル」、健在の空港バスのりばの状況は?」の続きです。

ビル閉鎖から1か月後の「大阪マルビル」空港バスのりばの状況です。

ビルの周囲は背の高い柵で完全に包囲され、いよいよビル本体の解体工事が本格始動したことを物語ります。上記ブログで紹介した東側のディアモール大阪(地下2階)と大阪マルビルを結ぶエスカレータと階段部分も封鎖されました。

一方、空港バスのりばは健在で、手荷物積み込みのための係員も常駐しています。ビル側が工事用の柵で完全に覆われたものの、その柵に時刻表や注意書きが直接取り付けられており、しばらくはこのまま使用されるものと推測されます。

一般的に、バス停のすぐ横で建物の建設工事や解体工事が行われる際、バス待ち客の危険防止のためバス停はやや離れた場所に仮移設されます。ただ、大阪マルビルの場合は現時点では付近に仮移設先として適切な場所は存在しないようです。梅田地区には伊丹空港行のリムジンバスの発着場所はここ以外に2か所(東側の阪急大阪梅田駅隣接の「新阪急ホテル」と西側の阪神系の「ハービス大阪」)あり、村上ファンド以前の阪急と阪神が完全競争していた時代ならともかく、現時点では「大阪マルビルを休止してこの2か所で対応する」という選択肢も考えられますが、マルビル前の発着場所がなくなると不便になる利用者も少なくないわけで、調整が難航しているのかも。

ちなみに、このブログを書いている時点では、停車パターンは以下の通りとなっています。

<伊丹空港行> 

 大阪マルビルからのみ乗車可能=3便・・・すべて阪急観光バス(大阪空港交通)担当

 新阪急ホテル→大阪マルビルの順に停車=28便・・・すべて阪急観光バス(大阪空港交通)担当

 ハービス大阪→大阪マルビルの順に停車=16便・・・すべて阪神バス担当

 ハービス大阪からのみ乗車可能=5便・・・すべて阪神バス担当

 ホテル阪神(阪神福島駅隣接)→ハービス大阪の順に停車=3便・・・すべて阪神バス担当

<伊丹空港発>

 大阪マルビルでのみ降車可能=12便・・・うち7便は阪神バス担当、残り5便は阪急観光バス(大阪空港交通)担当

 新阪急ホテルでのみ降車可能=22便・・・すべて阪急観光バス(大阪空港交通)担当

 ハービス大阪でのみ降車可能=12便・・・すべて阪神バス担当

 ホテル阪神(阪神福島駅隣接)→ハービス大阪の順に停車=5便・・・すべて阪神バス担当

https://www.okkbus.co.jp/timetable/U/

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