１８世紀のリグとリギングでも盛んに引用されているFalconerの１８１５年版の復刻です。出版されたのは数年前ですが、このたびようやく購入しました。表紙は、御覧のように現代のものですが、中身は、いわゆる復刻ですので、当時のままです。当時のものをスキャニングしたのか、原版が残っていたのか（イギリスの事ですから２００年前の本の原版が残っていてもそれほど驚きません）、古い活字そのままのページなので、読みにくいのですが、内容は、非常に充実しています。
セーラーズ・ワードブックが、用語とその用例など、タイトルどおりことばの辞書であるのに対し、こちらは、１８世紀のリグとリギングの引用を見てもわかる通り、かなり突っ込んだ２００年前の海事辞典です。
模型を作るために購入する必要は無いと思いますし、一応、原資料ですから、現代の解説書などに比べると、わかりにくい点もあります。ヤング・オフィサーズ・シートアンカーのように図版が豊富でも無いですし、あれほど安価でも無いので、万人にお勧めはしませんが、帆船に興味のある方なら、どのページを開いても、興味深い情報で一杯です。今の英語に比べると、かなり持って回った言い方が多くて、少し判りにくい気もしますが、現代の日本語と２００年前の日本語を読むほどの格差は無いですし、普通の英和辞典に載っている以上の単語は出てきません（海事用語は別ですが＾＾；それでもウエブスターやランダムハウスクラスの辞書でカバー出来ます）ので、十分楽しめると思います。
セーラーズ・ワードブックが、用語とその用例など、タイトルどおりことばの辞書であるのに対し、こちらは、１８世紀のリグとリギングの引用を見てもわかる通り、かなり突っ込んだ２００年前の海事辞典です。
模型を作るために購入する必要は無いと思いますし、一応、原資料ですから、現代の解説書などに比べると、わかりにくい点もあります。ヤング・オフィサーズ・シートアンカーのように図版が豊富でも無いですし、あれほど安価でも無いので、万人にお勧めはしませんが、帆船に興味のある方なら、どのページを開いても、興味深い情報で一杯です。今の英語に比べると、かなり持って回った言い方が多くて、少し判りにくい気もしますが、現代の日本語と２００年前の日本語を読むほどの格差は無いですし、普通の英和辞典に載っている以上の単語は出てきません（海事用語は別ですが＾＾；それでもウエブスターやランダムハウスクラスの辞書でカバー出来ます）ので、十分楽しめると思います。
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