事前情報ゼロでみました。面白かった。
バル・キルマー太りましたね^^;どんどんてんぷらーで変装していたおっさんにリアルで近づいてます。
デンゼル・ワシントンは、そんなに感じは変わってません。
トニー・スコットらしい、歯切れのよい映画でした。事前情報なしで見る方が楽しめます。まあ、別に一発ネタ的な映画ではないので、事前にどんなネタか知っていたとしても、つまらなくなるわけではありませんが。
一応、ネタを知りたくない方は、ここから先は、見てから読んでください。
色々ネタ振りをしていて、それが、過去に戻ってからの行動に符合してゆくのですが、根本的なところで、良くわからないことがありました。多分何か見落としているのだと思うのですが、おわかりの方がおられたら、教えてくださいませ。
そもそも、死体置き場で、殺害されて指を切断されたヒロインと出会った主人公に、事件の朝電話したのはだれ?
明け方に指を切られて殺されたヒロインの家で、一回目に過去に戻った主人公が傷の治療をしたのはなぜ?
どうして、最初殺されたときに来ていた服を二回目に戻った時にきていないの?
まあ、細かいことを考えず何となく流れに翻弄されて見ていても楽しめますから、「きっと何回も何回も過去に戻っていて、状況が色々変わっているんだろう」くらいの軽い気持ちで見ていたので、あまり苦にはならなかったのですが、ここのところがさっぱり理解できませんでした。
なんかこう書くとけなしているみたいなのですが、私は結構楽しみました。SF的な展開になった時にありがちな、世界観が小さくなるような安っぽい感じはなく、前半のサスペンスもののトーンをずっと維持しています。
フェリーの大爆発は、ライブで撮影していて、ものすごい火球爆発です。驚くのは、それを現役のフェリーを借りて爆発させているところです。お釈迦になりそうな勢いの爆発ですが、今でも現役で働いているそうです。
カトリーナの災害跡地に出動するSWATや、犯人逮捕のチェイスシーンもなかなかかっこよかったですが、圧巻は、過去で逃げる犯人を見ながら、ラッシュアワーの道路を追いかけて走るチェイスシーンです。これはなかなか新機軸で楽しめました。このチェイスシーンまで犯人の顔を誰も見ていないのですが、スピンして真正面に向きあった瞬間、犯人のアップカットで主人公が、「ジーザス・クライスト!」というんです。その時写る犯人が、J・カビーセル(パッションでキリストやってた役者さんです)なので、笑ってしまいました。てっきり狙って言わせたのかと思っていたら、コメンタリーでは、トニー・スコットが、試写で、このくだりで笑いが出たので、てっきり、リアリティーが感じられず、失笑を買ったのかと思ってがっくりしたそうです。試写で笑いが出るまで、スタッフの誰一人気付かなかったとか。
また、この種の映画にありがちな陰謀云々という展開はなく、主人公がヒロインを助けられるか、爆破を阻止できるかだけにポイントが絞られて展開してゆきます。
まあ、ネタとしては7デイズなわけですが、SF映画的な道具だてには重点を置かず、アクションや犯人割り出しだけに重点を置いて進むので、シーンごとに抜き出して見たらSF映画を見てるような感じではありません。
監督としては不本意な出来だという過去を追いかけるカーチェイスですが、なかなか素晴らしかったです。ネタが面白かった上に、カメラもいいし。
例の車載のロボットアーム使って撮影しているのですが、タクシーNYのような素人同然の監督のディレクションと違い、トニースコットの監督で、ソードフィッュやコラテラルのポール・キャメロンが撮影監督で、編集が、大ベテランの
C・レベンソン(トップガンだのアルマゲドンだの猿の惑星だの)ですから、なかなか良かったです。
バル・キルマー太りましたね^^;どんどんてんぷらーで変装していたおっさんにリアルで近づいてます。
デンゼル・ワシントンは、そんなに感じは変わってません。
トニー・スコットらしい、歯切れのよい映画でした。事前情報なしで見る方が楽しめます。まあ、別に一発ネタ的な映画ではないので、事前にどんなネタか知っていたとしても、つまらなくなるわけではありませんが。
一応、ネタを知りたくない方は、ここから先は、見てから読んでください。
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色々ネタ振りをしていて、それが、過去に戻ってからの行動に符合してゆくのですが、根本的なところで、良くわからないことがありました。多分何か見落としているのだと思うのですが、おわかりの方がおられたら、教えてくださいませ。
そもそも、死体置き場で、殺害されて指を切断されたヒロインと出会った主人公に、事件の朝電話したのはだれ?
明け方に指を切られて殺されたヒロインの家で、一回目に過去に戻った主人公が傷の治療をしたのはなぜ?
どうして、最初殺されたときに来ていた服を二回目に戻った時にきていないの?
まあ、細かいことを考えず何となく流れに翻弄されて見ていても楽しめますから、「きっと何回も何回も過去に戻っていて、状況が色々変わっているんだろう」くらいの軽い気持ちで見ていたので、あまり苦にはならなかったのですが、ここのところがさっぱり理解できませんでした。
なんかこう書くとけなしているみたいなのですが、私は結構楽しみました。SF的な展開になった時にありがちな、世界観が小さくなるような安っぽい感じはなく、前半のサスペンスもののトーンをずっと維持しています。
フェリーの大爆発は、ライブで撮影していて、ものすごい火球爆発です。驚くのは、それを現役のフェリーを借りて爆発させているところです。お釈迦になりそうな勢いの爆発ですが、今でも現役で働いているそうです。
カトリーナの災害跡地に出動するSWATや、犯人逮捕のチェイスシーンもなかなかかっこよかったですが、圧巻は、過去で逃げる犯人を見ながら、ラッシュアワーの道路を追いかけて走るチェイスシーンです。これはなかなか新機軸で楽しめました。このチェイスシーンまで犯人の顔を誰も見ていないのですが、スピンして真正面に向きあった瞬間、犯人のアップカットで主人公が、「ジーザス・クライスト!」というんです。その時写る犯人が、J・カビーセル(パッションでキリストやってた役者さんです)なので、笑ってしまいました。てっきり狙って言わせたのかと思っていたら、コメンタリーでは、トニー・スコットが、試写で、このくだりで笑いが出たので、てっきり、リアリティーが感じられず、失笑を買ったのかと思ってがっくりしたそうです。試写で笑いが出るまで、スタッフの誰一人気付かなかったとか。
また、この種の映画にありがちな陰謀云々という展開はなく、主人公がヒロインを助けられるか、爆破を阻止できるかだけにポイントが絞られて展開してゆきます。
まあ、ネタとしては7デイズなわけですが、SF映画的な道具だてには重点を置かず、アクションや犯人割り出しだけに重点を置いて進むので、シーンごとに抜き出して見たらSF映画を見てるような感じではありません。
監督としては不本意な出来だという過去を追いかけるカーチェイスですが、なかなか素晴らしかったです。ネタが面白かった上に、カメラもいいし。
例の車載のロボットアーム使って撮影しているのですが、タクシーNYのような素人同然の監督のディレクションと違い、トニースコットの監督で、ソードフィッュやコラテラルのポール・キャメロンが撮影監督で、編集が、大ベテランの
C・レベンソン(トップガンだのアルマゲドンだの猿の惑星だの)ですから、なかなか良かったです。
ネタバレOKなので読みました(笑)この映画は見てみたいと思っていたのですが、是非とも鑑賞してみたくなりました。詳細な解説のおかげです。ありがとうございます!
このトニー・スコットは、結構なお年ですが、いつも、撮影方法を新しく工夫したりします。
今回も、なかなか、斬新な映像シーンがありました。
いぁこれ、ネタばれしない方が、遙かにおもしろいと思います。
あたしはこんな映画だとは、全く知らなかったので、
マジ、びっくりしました。
はっきり覚えていないケド、、、
事件の朝に電話したのは、ヒロインです。
傷の手当てをしたのは、ヒロインを助け出す時に、犯人に撃たれたからです。
このあたり、あたしは全然違和感感じませんでした。
つまり冒頭の爆発が発生した時間軸におけるヒロインの状況がさっぱり理解できないんですよ(:_;)
>そもそも、死体置き場で、殺害されて指を切断されたヒロインと出会った主人公に、事件の朝電話したのはだれ?
>明け方に指を切られて殺されたヒロインの家で、一回目に過去に戻った主人公が傷の治療をしたのはなぜ?
ホントウデスネ
タイムスリップは何度目かで、過去のはすべて失敗。
で、この時間軸バージョンでは、指を切られた直後のヒロインを救出。
治療のため、家に行ってひと悶着。
その後、フェリー乗り場に出かけるも下手こいて結局ヒロイン死亡…で、焼けたように偽装。
潮位によると二時間前に死んでないと現場に流れつかないってのは、フェリー事故で死んだこと前提…
ってな、屁理屈で無理やり納得することはできますが…厳しいなぁ。
私もSF交渉さえ諦めれば、面白い作品だと思いましたよ。
で、この記事以外にもいくつかトラックバックを送らせていただきました。迷惑でないと良いのですが…
では、また来させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。
なるほど!そういう解釈だと可能ですね。それは思いつかなかった。^^;
でも、この映画のすごいところは、肝心の時間ものの理屈に筋が通らないところがあるにもかかわらず、見ている時に、そのことがほとんど気にならない、というか全く気にならないほど面白かったことです。
つまり、SFネタで勝負しているわけではなく、別のところで成り立っているってことなんでしょうか。
TB沢山頂いてありがとうございます。これからもよろしくお願いしますね!
そう言えば、ろっくさんとこで触発されて鑑賞したんでした(笑)しかしこうやって改めて読んでみると、なるほどなって思いますね。私の感想なんか具体的な事には一切言及せず、ただ「よかった」ってな感じで全然訳が分かりません(笑)
見ていて、何度か過去に挑んでるんだな~この人というのは分かりましたが細かいところまで意識できてないみたいですね、どうも。でも面白かったからOKです。こういうスタイルの映画、滅多に無い気がするんで新鮮でした。
この手の時間もののSFは、穴や納得できないところがあると、普通はつまらなく感じるものだと思うんですが、そういうところは気にならず(というか、自分が何か見落としたのかもと思ってしまうくらい)、楽しめたところがすごいところだと思いました。