あひるはぐわぐわひよこはピヨ!

コントラクトブリッジのことや轟鬼くんと川口真五さんのこと、子供のことなど徒然なるままぐわぐわと書きます。

女子フィギュア

2006-03-01 10:41:36 | TV観戦(五輪、他)
もう選手団も帰国したというのに、今更ですが。

女子シングル、フリーの演技順が発表された時点で
’この順番はいいかもしれない’と感じました。

コーエン、荒川、村主、一人おいてスルツカヤ。
先にコーエンが滑り、スルツカヤこそ最後だけどこれは・・・!

何故なら・・・フィギュアを見ていて時々感じられてたこととして
・有力選手を後に控えての演技だと、ちょっぴり控えめに採点されてしまう。
・滑走順最後になると、体がかなり冷えてしまってちょっと不利な面があるらしい。
というのがあったもので。

加えて、コーエンは大舞台でのプレッシャーにちょっと弱い選手らしい。
もし、コーエンが転倒したりした場合。
その後でミスなしで演技出来れば。
結構点は伸びてくるんじゃないかと。

スルツカヤは滑走順最後が体にどうでるか。
精神面はきっと強いだろうから・・・

なーんて思いつつも、生放送の時間に目が覚めたけどTVを見に行けるほどの
元気がなく寝てました(だめだめ)。
だから「荒川金メダル」を知ったのはWEBニュースでした。

コーエン、本当に転倒してしまったとは。
でも、後半の滑りは素晴らしかったです。よく持ち直したとうれしくなりました。
コーエンは可愛いから好きなんです、単に

そして、まさかまさかのスルツカヤ。彼女が転倒するとは思いもよらなかったです。
しかし、それも荒川のミスのない演技があったからこそでしょう。
最後の最後に完璧な演技を要求されることになったスルツカヤのプレッシャーは相当なものだったと思います。
ましてや、フィギュア4種目ロシア制覇と、自身の悲願もかかっていそうな金メダル。
(ソルトレークのときも惜しくも金を逃しているわけですから)
それでもにこやかに観客席に手を振る姿はさすがでした。

ところで、採点競技は、ミスをしてもあまりにも「あーあやっちゃった」って様子をしてはいかんのじゃないかと思ってました。
だって「あ、あいつ失敗したんだな」って誰がみても思うじゃないですか。
じゃあ点数低くてもしょうがないな、って審判だって・・・思うんじゃないでしょうか???
(審判だって人の子だし)
「失敗はあったけど、精一杯やったよ!皆さんありがとう!!!」って感じでにこにこ手を振るほうが数倍印象がいいと思う。
この点は、外国の有名選手は大抵アピールが上手い。というか明るい。
たとえ両手を広げて「あーあ」ってやっても、その後笑って観客席にアピールする。

そういう意味でちょっと損だな、って思うのは村主選手。
彼女は「あーよくやれた!」って満足していそうなときも、出てくる表情がちょっぴり悲しげなんだよねぇ・・・
単にそういう表情な人なんだと思うんだけど。
情感のあるところがいいところなんだろうからやむなしな気もするし。
けど「あれ、本人不満足なのかな?どこがいけなかったんだろう??」ってちょっと印象が落ちてあら捜しされてるんじゃないかといつも心配です。
(↑お前が心配することじゃないって?その通りです)

実際、いつも見た印象ほどは点が伸びてないのが・・・残念です。
私の母曰く「なんかメリハリというか、印象に残るものがない」。
ジャンプやスピンだってあんなにきれいなのに何故そうなってしまうんだろう???
どっかでもうひとつ何かを獲得して、点が伸びるようになって欲しいですねぇ。

荒川選手、ちゃんと観たのは今回初めてだけど。
まず、体が大きいのがいいと思いました。
日本人は体格負けしてるというか、あの手足の長い欧米人種に混ざったらどうしても見劣りしがち、というのが長年の印象だったもので。
美しさを見る競技は体格も決して侮れない要素になってるだろうし(偏見?)。
(伊東みどりさんなんてもう・・・あの体格でよくまあ世界チャンピオンになったとその表現力を身に付けた努力とジャンプ技術の素晴らしさとは感動ものだったですもの。)
ところが。荒川選手は表彰台に立ってもスルツカヤと身長は変わらないくらい。
足もすらりとしていてきれい!
私の父曰く「3人の中で一番足がきれいだな」。

そして、うちでとても評判よかったのはフリーのときの衣装。
あの袖がとっても感じがよかった。
体が大きい選手がああいう衣装だと、すうっと伸びた腕の先にひらひらした袖がポイントになって、演技が大きく見えるように感じました。

私の父は前から荒川選手が好きだったそうで、大変よろこんでました。
「落ち着いてて、あまりおおはしゃぎしないところが好きなんだ」そうで。
確かにそういう感じですね。
小さくガッツポーズしたときがあったけど「あれで最大限の表現なんだ」と父解説がありました。

それにしても、あんなに取れなかったフィギュアの金が遂にとれたなんて・・・すごいことです。
伊東みどりさんが取れなかった金が!!

#そういえば過去の五輪映像で伊東みどりさんのトリプルアクセルを久しぶりに観たら、ジャンプがえらく高くてなんだかびっくりしてしまいました。
未だにいないもんねぇトリプルアクセル普通に飛ぶ女子選手。
そう考えるとすごかったんだなぁ伊東みどりさん。

てなわけで、父のほめまくりを聞いたこともあり、荒川選手が好きになってしまいそうなフィギュア女子でした。
・・・いけないわ、私にはコーエンというものが!!(はぁ?)

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