苫小牧から日高山脈の麓、浦河に至る約120km。
JR日高本線は全線運休している。
線路はすっかり赤く錆びていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/02/68a1f8dae7c06c6ef2707682a553ce3c.jpg)
一部が損壊したことを口実に、どさくさに紛れて廃止するという。いったん廃止してしまったらもう二度と作れないのに正気の沙汰だろうか。
僕は苫小牧市街地から日高本線に沿って東に向かっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/01/6ee43aa6d0051891babbeead30b136aa.jpg)
道は広くて走りやすい。
苫小牧市内には、やたらとガソリンスタンドがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/1b/7fbb94da3046a280e0a5bdbc838f3a5b.jpg)
札幌や旭川と比べると3%くらい安い。
勇払原野のなかを道は伸びていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/08/36c40b3292f9ed0aa47c28ff949f28eb.jpg)
殺風景で、交通量は少ない。
日高方面へ向かうほとんどのクルマは無料の自動車専用道路を使うので、自転車は気楽に車道を走ることができる。
オーストラリアの、ナラボー平原に似ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a4/a02dfa175ecb9395e2c97ee7e399b938.jpg)
土漠だったナラボーとは違い、勇払原野は広大な湿原/湿地帯だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/cb/39cc3531a24376722cd4e8c2d80dd1ba.jpg)
雨雲が迫ってきて、次第にパラパラしてきた。
遠くに要塞のようなものが見えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d2/87cd0e5379502b4e799928add204d8cb.jpg)
この周囲は原野のなかに整然と巨大な石油タンクが無数に並んでいる。
一基のタンクはドーム球場くらいあるんちゃう?
くらい巨大だ。
列車が走らなくなった日高本線の線路を渡ると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/73/3cbb40ac108442db083a1ef3fd8bf77c.jpg)
まもなく海に至る。
苫小牧市内から約二時間ほどで、苫小牧東港に到着した。
苫小牧とは言うが、実際には厚真町。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c2/00856dd5ff4889e165442cf16b4c6d58.jpg)
向かいには、何かとお騒がせ
苫東厚真(とまとうあつま)火力発電所。
ところで。
北海道から本州に渡るには、小樽、苫小牧、室蘭、函館など、いくつかの手段がある。
それぞれに一長一短があるが、とりあえず僕は津軽海峡を渡りたいだけなので、
函館ー青森
苫小牧ー八戸
苫小牧ー秋田
のうち、どれかになる。
ビジネスホテル一泊分くらいで、
寝てる間に津軽海峡を越えていたらいいな。
風呂入って寝て起きたら着いてる。みたいな。
そんな、夢のような航路はないものか。
あるのだ!
ズンズンズンズン
そんな、夢の宿がやってきたぞ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/25/6d55d1a006868fbeaf49ace0555368cd.jpg)
安いビジネスホテル一泊分くらいだ。
本日の走行距離は、勇払原野を30km。
あとは寝るのみ。
JR日高本線は全線運休している。
線路はすっかり赤く錆びていた。
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一部が損壊したことを口実に、どさくさに紛れて廃止するという。いったん廃止してしまったらもう二度と作れないのに正気の沙汰だろうか。
僕は苫小牧市街地から日高本線に沿って東に向かっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/01/6ee43aa6d0051891babbeead30b136aa.jpg)
道は広くて走りやすい。
苫小牧市内には、やたらとガソリンスタンドがあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/1b/7fbb94da3046a280e0a5bdbc838f3a5b.jpg)
札幌や旭川と比べると3%くらい安い。
勇払原野のなかを道は伸びていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/08/36c40b3292f9ed0aa47c28ff949f28eb.jpg)
殺風景で、交通量は少ない。
日高方面へ向かうほとんどのクルマは無料の自動車専用道路を使うので、自転車は気楽に車道を走ることができる。
オーストラリアの、ナラボー平原に似ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a4/a02dfa175ecb9395e2c97ee7e399b938.jpg)
土漠だったナラボーとは違い、勇払原野は広大な湿原/湿地帯だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/cb/39cc3531a24376722cd4e8c2d80dd1ba.jpg)
雨雲が迫ってきて、次第にパラパラしてきた。
遠くに要塞のようなものが見えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d2/87cd0e5379502b4e799928add204d8cb.jpg)
この周囲は原野のなかに整然と巨大な石油タンクが無数に並んでいる。
一基のタンクはドーム球場くらいあるんちゃう?
くらい巨大だ。
列車が走らなくなった日高本線の線路を渡ると、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/73/3cbb40ac108442db083a1ef3fd8bf77c.jpg)
まもなく海に至る。
苫小牧市内から約二時間ほどで、苫小牧東港に到着した。
苫小牧とは言うが、実際には厚真町。
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向かいには、何かとお騒がせ
苫東厚真(とまとうあつま)火力発電所。
ところで。
北海道から本州に渡るには、小樽、苫小牧、室蘭、函館など、いくつかの手段がある。
それぞれに一長一短があるが、とりあえず僕は津軽海峡を渡りたいだけなので、
函館ー青森
苫小牧ー八戸
苫小牧ー秋田
のうち、どれかになる。
ビジネスホテル一泊分くらいで、
寝てる間に津軽海峡を越えていたらいいな。
風呂入って寝て起きたら着いてる。みたいな。
そんな、夢のような航路はないものか。
あるのだ!
ズンズンズンズン
そんな、夢の宿がやってきたぞ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/25/6d55d1a006868fbeaf49ace0555368cd.jpg)
安いビジネスホテル一泊分くらいだ。
本日の走行距離は、勇払原野を30km。
あとは寝るのみ。