ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

レンタサイクル屋、輪行自転車を組み立てる。

2019年06月02日 | サイクリング


自転車は、
世界中どこでも持っていける。
国内だけでなく、
国際線だって、航空会社はちゃんと預かってくれる。

さて。
レンタサイクル屋は、きょうもヒマ。

ヒマだ、ヒマだ、ヒマだー!!
お客さーん! カモーン!

遠い目。

あ、そうだ。
輪行自転車を組み立てよう。

昨年の晩秋から初冬にかけて、
北海道から九州へ自転車で旅した。
ニッポンを知るには、実際に人力で旅するに限る。
それは案外と容易いのでオススメだ。

「日本縦断自転車の旅」などは
会社や学校を辞めなくても、
全然平気。
気楽にできる旅だ。
そのへん僕が太鼓判を押すぞ。


この自転車はいま、

こうなっている。

旅先から戻って、手付かずのまま。

この袋に収納して、飛行機を乗り継いで帰ってきた。
そのまま物置に直行、きょうまで手付かずだったのだ。

さあ、開くぞ!

開錠して、

開いていく。

現れた。
半年ぶりの再会だなあ。

フロントフォークの先端部やディスクブレーキユニットは、

軍手で包んである。

ブレーキレバーは、

こんな感じ。

わかりやすい👍

ディレーラー(外装9段変速機)は傷みやすいので、

タオルで包んで固定してある。(重要)

いろんなところを固定している、

このベルトは、

秀岳荘。

これは超便利!!

さあ!

組み立て開始。

車体から取り外したものなど。

ペダル付けなきゃ。

左右でネジ方向が違うから、ボクは印を付けてる。

あまり締めすぎない。

五分もかからない。

もう走り出せる。
てゆうか、旅先なら実際に走り出す。

残された、

輪行袋、締めベルト、ショルダーベルトなど

これは、

こうして、

巻き寿司にして、

突っ込んで、

完成。

軍手と比較の図。

これに自転車本体が収納されてたんだ。

工具入れ。

これが、中身。

これで国内用。海外用はもう少しだけ増えるけど、予備チューブとパンク修理材が若干増えるだけ。
あとはシートポスト下のフレームの中に予備スポークが10本くらい入ってるな。

ちゃんと、

収まる。

これがボクの旅自転車だ。

どこのグループにも属さずに
我流で一人旅で、40年近くやってきました。
だから、
「そこおかしいんじゃないの?」とか、
「けっ!間違ってるじやねーか素人野郎め」みたいな点も多々あるとおもうけれど、
どうかご勘弁を願いたいです。

色んなところに連れて行ってくれた

愛しいシート。
馬の革で作った手作りの品。

まだまだ現役。
これからもよろしく。

レンタサイクル屋は、もうすぐ忙しい季節を迎える。
美瑛の短い夏が始まる。

僕はしばらく貸自転車屋のオヤジ化するけれど、

お盆が終わり、
秋になり、
美瑛の丘に雪虫が舞い、
観光客の姿が途絶えたころ、

また、走り出すのだ。

旅はいいよね。