ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

国道10号線の終着 宮崎県都城市ー鹿児島県鹿児島市

2017年12月19日 | 自転車の旅 国内


さて。
きょうは一気に鹿児島市まで走って国道10号線に決着をつけるつもり。

だから朝飯はたっぷり食べておく。

和食一回、洋食も一回、最後にコーヒーとフレンチトースト。

食べすぎか?
チッチッチ。
チャリダーは腹が減るのだ。

世界は脱炭素に向かっているというのに、
オレは朝メシというガソリンを大量に摂取して、
大量に酸素を吸い、かつ消費し、
大量の息を吐く。
二酸化炭素の大量放出だ。

全然、脱炭素じゃない。

すまない地球。

都城の市街地を走る。標高約100m.今朝の気温は0℃

割と都会。

少し走ると郊外に出る。

九州の川辺にはいつも水鳥がいるような気がする。

さらに走ると、あっという間に
「鹿児島県」に入った。
早っ!
まだ30分たってないぞ!

曽於とは、「そお」と読むらしい。

旧、末吉町、大隅町、財部町が合併して最近誕生したらしい。
ついでに言うと、
東国原元知事の出身地らしい。

え?
宮崎県ちゃうんかい⁈
薩摩かい!
ま、いろいろあるんだろう。

末吉町の道の駅に、

ナイスな仲間発見!

交通量は割と多いけど、鹿児島ナンバーの大型トラックは親切。

さすが薩摩の男やね。

ほのぼの国道10号線

救骨さん!

苔むした道と竹林。

北海道にはない風景が新鮮。

それにしても、だらだら登りっぱなし!

標高300m超えた。

旧大隅町の道。

写真にはよく写ってないけど、
左には開けた明るい谷があって、国道からはあまり見えないからまるで隠し里みたいだけど、
時折見えると大層美しかった。

風の谷のナウシカみたい。
姫姉様とかいたりするかも。

道にはなぜか、カボチャとか、芋とか、ミカン落ちてたりする。あとヘビとか。

牧之原!!

登るわけや。姶良火山(桜島)の外輪山や。
標高400m前後。

寒そうだけど、気温は正午に向けてどんどん上がって10度になる。あったかい。

木々の間から、海と桜島がチラ見え。

さて海に向けて下るわけだな。

おお!

なんか嬉しいんだけど!

一気に海辺まで行くから400m落差のダウンヒルや!

あれ?399mになっとるやん。
GPSは5mくらいの誤差でるよ。

坂道中は写真なし。
余裕なし。
そして、汗冷えて寒い。
速度制限は50k。ちょびっと速度超過する。
クルマに追いつく。

あっという間に海の近くに。

交通量多いわー

道、狭いわー

ウイスキーみたいな名前の市。

アイラ。好き。

で、鹿児島市にイン。

桜島、近くなったね。
歩道、難易度高いよね。

狭いね。

無理ね。

「竜ケ水」付近。
このあたりは大雨が降ると洒落にならない。

背後の山から竜が降臨して暴れ回る。
「竜ケ水」とは、よく表していると思う。

鹿児島市中心に向かうトンネルだけどさ、

ちょっと!

ちょっと!
ちょっと!
刺さった。

戻って迂回路さがす。

ちゃんとあるじゃないか旧道が!

ちゃんとあるじゃないか旧橋が!

無事に鹿児島市内に入ったけど、

半端なく都会だった。

鹿児島の下町と桜島。

いいね。

鶴ヶ城(鹿児島城)の石垣

西南戦争の痕、半端ない。

長州やりすぎ。

国道10号もあと少しで終わる。

西郷(せご)どん、見守る鹿児島の町。

鹿児島の人が羨ましく感じる。

ついに終わってしまった
国道10号線。

明日からどうしよう。

オフィス街の谷間をチャリチャリ走って宿に到着。

寒かったけど、暑かったな。

シャワー浴びて全部コインランドリーに放り込んで、

さあ明日から何しよか。

とりあえず北海道に帰る飛行機のチケットを
ゲットしよう。