ガイド日誌 - 北海道美瑛町「ガイドの山小屋」

北海道美瑛町美馬牛から、美瑛の四季、自転車、北国の生活
私自身の長距離自転車旅
冬は山岳ガイドの現場をお伝えします。

旅は『うねうね』なのだ。 オアマル - モエラキ ボールダー - ワイコウアイティ ニュージーランド南島自転車の旅 

2019年11月12日 | 自転車の旅 海外


オアマルに3泊してようやく晴れた朝を迎えた。
風もいい。チャリダー日和。

楽しかったオアマルの宿を出て
国道1号線に合流する。

そしていきなり、

登り坂の洗礼を受ける。
いきなり汗だく。

オアマルの市街地をあとにしても、
国道1号は登ったり下ったり、

うねうね
うねうね

終わりはない。

下り坂の途中で通行規制。

折角の下り坂が勿体ないので、かなり手前で止まってGOを待つ。

ミルク運搬トラックが、ゴオオオオと唸りながら登ってきた。

ハムデンの小さなスーパーマーケットの前にて

同じアングルで写真を撮ってブログに載せたことがある。3年前かな?
そのときはここに雨合羽を広げて干した。

きょうは快晴だから、ノー問題。

この先に、桃源郷あり。

このボートを目印に国道1号を逸れて左奥の道を進めば、

すんごい綺麗なビーチと、
すんごい綺麗な集落があって、
格安なキャビンを備えたキャンプ場があって、
窓は海に向いていて、
おいしいシーフードレストランがあって、
普通の食堂もあって、
キャンプ場の小道を下に降りるとプライベートビーチがあって、
海はグリーンの宝石みたいで、
もう絶対、1週間は滞在したいもんね的なことになってしまうから、涙を飲んで通過する。

説明が、長い!

モエラキボールダー近くの道路沿いの空き地。

やっぱりココに雨合羽を干したことがある。
この季節は不安定だ。

カモメが、

やたらといる。
うるさい。

目つきの鋭いやつ。

よく見るとコッチを睨んでおる。
絶対。

ここで、本日の豪華ランチ。

カモメくる。

気がついたら囲まれた。

ちょっと怖。

貨物列車がきた。

めちゃ長い。

モエラキボールダーの、

まん丸くなりそこねたやつ。

まん丸くなったやつは、

持ち去られて外輪だけが波打ち際に残されている。

パーマストンの
バベルの塔が見えてきた。(正式名称は知らない)

結構凄いところに立っている。

主要国道1号線だけど、

田舎道のように、のどか。

道端に、ルピナスが目立つようになってきた。

ルピナスが咲くと、南島は夏に向かう。
ちなみに外来種の雑草だ。

予定より1時間早く、本日の予定宿泊地のワイコウアイティ集落に着いた。
お天気と、良い風に恵まれたのだ。

町外れのパブで部屋を借りる。
古いけど、全く文句ないない。

明日はダニーデン。
2つ、山を越えなければいけないのだ。

ニュージーランド的には、すごい峠ではないけれど、
やたらと雨が降りやすい。
ボクとの相性はあまりよろしくない。

うねうねはまだまだ続く。

雨よ降るな。
風よ後ろから吹いてくれ。