![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/7c/c746fc5b3a1dfdcde9a2ee362d2cc186.jpg?1608454800)
『日本列島縦断チャリの旅2020』のフィニッシュが、
こんな写真では、なんだかなあ。
天気はいいし、帰国は明日。
ゴロゴロしていても仕方がないので、
自転車で桜島に行ってみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/c2/ba37ac009ae9034ddc1facb074851f88.jpg?1608453997)
朝の桜島フェリー乗り場。
通勤みたいな雰囲気だ。
鹿児島港では自転車に乗ったままで直接、乗船口にいく。乗船手続きや支払いはまだない。
●料金は、桜島港の料金所で支払う。
大人一名+自転車で330円だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d7/90aba2f88fd4e557ea7c2e0424d069c5.jpg?1608453994)
ポンと乗る感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/86/0d168c4bcc31d6026dde848e2e31d29b.jpg?1608453994)
あっという間に桜島。
うどん食うなら急いで飲み込め!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/14/ffd697475b6fbd5bed5847f139e7b77d.jpg?1608453995)
桜島港に到着。
料金所がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/89/363d1f463318d2be7e16c4a14fcb640b.jpg?1608453997)
島を時計回りで一周することにした。
時計回りなら海側の車線を走れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/d0/c871bd189dee073a65144b880495f0cc.jpg?1608514110)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/26/2d93a9eda90015a872f3e272517e1414.jpg?1608453997)
島の北側を走るのは30年ぶり。
30年前は桜島の降灰に苦しんだけど今日は穏やか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/de/d962dd70c068a19656ca0bbb575491f5.jpg?1608453998)
しばらく走ると結構な峠道があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/1f/4459fc9a7fc63118946655f13a51478b.jpg?1608453999)
標高200m近い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/a0/c9009bbd2f145af0c8345e53ccbee156.jpg?1608454000)
峠の上からは海が綺麗。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/7b/d4f0b970558da2992f8f7f57e67fb0d6.jpg?1608454219)
交通量は少なく、
南の島感がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/e7/13b2c06d7f3fe8efdc3866b4f6b5f444.jpg?1608454219)
神崎造船。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/e0/680fd7d5faaed5e5878a60ede01cea66.jpg?1608454219)
黒神地区から山を見る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/58/3c55c8f60b7f59cf88e32e45b5d61187.jpg?1608454219)
鹿児島側と違い、
怖い印象だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/39/804d289b907744ef1196155ed0d6801a.jpg?1608454222)
盛大に埋没している有名な鳥居。
桜島一周の中間地点だ。
所要時間は、桜島港から1時間くらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/f7/fe6db615d2764ca0833bdbf5532b38e2.jpg?1608454222)
桜島と大隅半島の接続地点あたり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/54/945c3451276e121f74d9522a27929d4f.jpg?1608455002)
桜島口
●ここまで島の北側(中盤以降アップダウン繰り返し、交通量少な目)、
●ここから島の南側(交通量多め、明るい道)を走る。
島の南側もまた平坦な道ではないし交通量が増えるが、比較的走りやすい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/05/6032cd63b572de49586693d26159b5df.jpg?1608454222)
大隅半島方面を見る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/88/d2789e1458d33978982a034d887bd312.jpg?1608454222)
冷え固まった溶岩の上に建設した道路なのだそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/06/dcea6a5574a4dff9ea2d6f4eb91a33c8.jpg?1608454224)
なんとなく、十勝岳の白金上富良野線に似ていると思った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/1b/0e1722260aa07f7c707e5df2cbc08db7.jpg?1608454225)
灰で見えない!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e3/5fd55523b7efd4017faaf4a14ddf9a22.jpg?1608454290)
道の脇は桜島が吐き出した火山灰だらけ。
除雪ならぬ除灰が堆積している。
我ら北海道民の「雪かき仲間」じゃないか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/fc/4178ae87969ea3ede8c834e35e14ca8f.jpg?1608454289)
南側。山の表情は明るい。
昨日、うどん食いながら眺めた山だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/e9/0bc152ca9f1cdce2939c358a97467079.jpg?1608454289)
島にはこういうシェルターが至るところにある。
大学生の頃、旅で出会った野郎と3人でこのシェルターのひとつに泊まったことがある。
この中に本体だけのテントを張り、スーパーマーケットで買った鶏肉を丸ごとラジウス(灯油を燃料としたキャンピングコンロ)で焼いて、灯油臭い焦げ臭い肉をワイワイ食っては、お互いの面白旅エピソードに笑い転げた。
19歳か20歳だったと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/9e/87f40a8a6051860c1e99fc889840a17a.jpg?1608454290)
このホテルにお風呂を借りにきた。
フロントのお兄さんは、
「内緒だぜ?」という感じで俺たち3人からお金を受け取らなかった。
そんなことを思い出した。
30年以上の歳月を経て、
ホテルはずいぶんと寂れた感じだった。
俺は少しショックを受けたし、自分自身を恥じた。
ああ、なんだって俺はそんな恩を忘れて、鹿児島市内に2泊もホテル予約しちゃったんだろう。
次に来る時は、絶対ここに泊まろうと思ったのだ。
それにしても、あの2人。
名前も顔も全く覚えてない2人。
2人連れではなく、それぞれ一人旅だったはずだ。
あいつらも桜島に来ることがあったかもしれない。
俺みたいに、あの馬鹿馬鹿しい夜のことを思い出しただろうか。
焦げた肉の味。
硫黄の匂いがきつい、熱い温泉。
あいつら、どうしているかなぁ。
いまどんな生活をしているだろうか。
おーい、お前らどうしてる?
名前も覚えていないが、今でも魂の深いところでは繋がっている気がする。
思えば、若い頃はそんなこんなアホアホな面白い出会いが沢山あった。
どの旅も、そんな「面白エネルギー」に満ちた濃厚な日々だった。
あの日々が今の自分の土台になっていると強く思う。
桜島が思い出させてくれた。
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砂防。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/c6/7c62ee85e907ade649210df9899b3021.jpg?1608454292)
桜島港は近い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/8a/2cd6a62ce0f32e8fd0a72e37c37495a6.jpg?1608455047)
対岸の鹿児島が見えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/fe/a26fef2cfc4aab59c412d084e3ab7ec9.jpg?1608454293)
桜島港から帰りのフェリーに乗船。
●桜島一周は36〜37km。
●僕の所用時間は2時間少々。(荷物を下ろした状態の旅自転車、ランドナー)
●ロードバイクなら2時間弱。
●マウンテンバイクタイプで2時間半。
●ゆっくり写真を撮りながら、
旅荷物を積んだ状態などの場合、
だいたい3時間くらいのサイクリングだ。
ママチャリ型の自転車では、
電動自転車であっても一周サイクリングは厳しそう。
平坦な道は少ないのだ。
マウンテンバイク、クロスバイクが最適と思う。
●コンビニは、桜島港に2軒のみ。(ローソンとファミマ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/c4/6b297d0bd3c510581361c08e1b37b8bb.jpg?1608454295)
あっという間に鹿児島港に着岸した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/3f/6bbda99a97f056d706c72d878915cc0e.jpg?1608454296)
昨日と同じ場所で。
ようやく旅の終わりを体感した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/a4/6f43047b8c2c064399d7cdb9464d3d46.jpg?1608454334)
鹿児島に来たらコレだ。
名物しろくま。
にしてもデカすぎる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/c1/2c58f8f79c6f6dd5adefdcff47a46499.jpg?1608454334)
三分の一食った。
まだまだ先は長い。
お前はエースコックのスーパーカップか!
750g、1079キロカロリー
桜島一周の消費が台無し笑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/16/bd49e61cccd0587ce3cdf5dfa4e4f4a3.jpg?1608454335)
翌朝、鹿児島空港へ。
鹿児島ー羽田空港
乗り換え
羽田ー旭川
オーバーチャージは2000円×2区間。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/d3/2b3cc5611373f1f43e6964ca08d88df8.jpg?1608455100)
つい先日、
都城から見た霧島連山が離れていく
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/72/3367c52dfc6a239ffc91a500cb29d639.jpg?1608455091)
人がまばらな羽田空港
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/1a/e9c0c109e9bd46fc7a33bde3f69d3293.jpg?1608454335)
羽田空港のラウンジで、すごい夕陽に遭遇。
しかし、誰も無関心。
都会人って病んでないか?って思った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/a3/ca1076e12a9c79e6f091a8ace3bc7d64.jpg?1608518489)
北海道美瑛町美馬牛
『ガイドの山小屋』
面白エネルギー研究所。
家に帰り着いたら、大雪だった。
日本って、なかなか広いな。
『日本列島縦断チャリの旅2020』
おわり