アメリカで高評価を受けているハングオーバー!(原題: The Hangover) の続編が5月に公開される予定なので、見逃した1作目を見るためにDVDを借りてきてた。
このコメディーはゴールデングローブ賞を取っただけのことはある。
冒頭から結末まで笑い続けることが出来た。
特に、ザック・ガリフィアナキスの演じる奇人アランは際だっている。
アランはダグとの結婚式を数日後に控えたトレーシーの兄という設定だ。
引用:
真面目な顔をしてアランが呟く。 "I shouldn't be here." (ここにいるとやばい。)
ダグ:"Why is that, Alan?" (どうして?)
アラン:"I'm not supposed to be within two hundred feet of a school... or a Chuck E. Cheese."
(学校から70メートル以内に立ち入ってはいけないことになっている、チャッキーチーズもダメなんだ。)
(引用終)
要するに、子供の集まるところに近寄ってはいけないという Restraint Order を裁判所からだされているということだ。
かなりやばい人物ということになる。
ここまでの場面でアランの奇妙な人物像が説明抜きできっちり表現されている。
そして映画全体のトーンもしっかり定められる。
ラスベガスでのバチェラー・パーティーで羽目を外しすぎてトラブルになるが、薬のせいで自分たちが何をしたか覚えていないという設定だ。
記憶がないから起こること全てが意外な事件となる。
しかもその事件が予期せぬ方向に発展していく。
最後にどうやってまとめるのかと心配になるくらい風呂敷が大きくなっていくが、見事な脚本は結末を無理なくまとめ上げている。
会話は笑いを取れる台詞に富み、登場人物もカラフルだ。
笑いの種類は、下ネタから諷刺、人種ものまで幅広くカバーしているが後味はすっきりしている。
ザックの他にも、ブラッドリー・クーパーとエド・ヘルムズが爆笑の演技を続ける。
マイク・タイソンとケン・ジョンも雰囲気を一新するスパイスとなっている。
5月封切りの続編への期待が高まった。
ここ数年間で最高のコメディーだと言える。
★★★★☆
このコメディーはゴールデングローブ賞を取っただけのことはある。
冒頭から結末まで笑い続けることが出来た。
特に、ザック・ガリフィアナキスの演じる奇人アランは際だっている。
アランはダグとの結婚式を数日後に控えたトレーシーの兄という設定だ。
引用:
真面目な顔をしてアランが呟く。 "I shouldn't be here." (ここにいるとやばい。)
ダグ:"Why is that, Alan?" (どうして?)
アラン:"I'm not supposed to be within two hundred feet of a school... or a Chuck E. Cheese."
(学校から70メートル以内に立ち入ってはいけないことになっている、チャッキーチーズもダメなんだ。)
(引用終)
要するに、子供の集まるところに近寄ってはいけないという Restraint Order を裁判所からだされているということだ。
かなりやばい人物ということになる。
ここまでの場面でアランの奇妙な人物像が説明抜きできっちり表現されている。
そして映画全体のトーンもしっかり定められる。
ラスベガスでのバチェラー・パーティーで羽目を外しすぎてトラブルになるが、薬のせいで自分たちが何をしたか覚えていないという設定だ。
記憶がないから起こること全てが意外な事件となる。
しかもその事件が予期せぬ方向に発展していく。
最後にどうやってまとめるのかと心配になるくらい風呂敷が大きくなっていくが、見事な脚本は結末を無理なくまとめ上げている。
会話は笑いを取れる台詞に富み、登場人物もカラフルだ。
笑いの種類は、下ネタから諷刺、人種ものまで幅広くカバーしているが後味はすっきりしている。
ザックの他にも、ブラッドリー・クーパーとエド・ヘルムズが爆笑の演技を続ける。
マイク・タイソンとケン・ジョンも雰囲気を一新するスパイスとなっている。
5月封切りの続編への期待が高まった。
ここ数年間で最高のコメディーだと言える。
★★★★☆