6月の WWDC では iPhone 5 が発表されないという。
幾つかの理由が考えられるが決定的なのは開発の遅れだろう。
以前より、iPhone5 では音声による操作が新たにデビューすると噂されている。
もちろん同様のサービスは現在でも利用可能だ。
しかし、機械を相手に話しかけ "I don't understand you." という返事をもらった人は多いはずだ。
音声認識のソフトによって使用感が大きく異なる。
その意味でアップルは現在の音声認識ソフトの多くは基準を満たさないと考えている。
最近 Nuance と交渉を続けているはこの一環と考える。
第一世代のソフトはもちろん未完成なのだが、それでもある程度のレベルに達しておくべきだ。
しかもその後ユーザーからの不満を聞いてソフトを洗練していく必要がある。
音声認識アルゴリズムで業界トップを行く Nuance の獲得あるいは事業提携は大きな意義がある。
じっくりと時間をかけてもらって、業界を震撼させる新機種を発表してもらいたい。