おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 先週の米はクレカ企業の決算が強かった(個人消費強)etc. で「米景気は強い」との受け止め。からの、3指数揃っての最高値更新でした(も、FOMC前で動き辛い)。
…今週は、
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- GAFAや大手企業の決算発表がほぼ全て出てくる。AI相場は”良い決算”が織り込まれての⇓か。
- パウエル議長の会見もあり(28日(FOMCの後))。
- 中国で多発する自然災害(による工場停止⇒サプライチェーンの混乱⇒∴中国景気の不透明感)。
- 原油が頭を打った、と見ているマーケット(年末予測はWTI1バレル46~50$がほぼほぼ)。
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等々。他にも、
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- 頻発している地政学リスク等。
- 回復期待と感染拡大懸念の拮抗相場等。(東南アジアのワクチン進捗の低さ)
- 相場はすでに高値圏。
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加えて、トランプの置き土産である”債務上限”が復活です。「7/30に発動される」とイエレンさん。
『債務の上限を廃止』もしくは『復活を停止』するよう求めているイエレンさん。もし復活となれば、バイデン政権のジャブジャブ巨額政策は終了となります。『民主党政策は生活が豊かになるよ』という刷り込みをして、次政権(共和党と見ての?)へこの巨額財政赤字を丸投げしようとしているバイデン民主には不都合となる。
「議会が対策を取らなければ、10月にも資金が枯渇する」と米議会予算局は警告。「米国債格下げの悪夢再来?」とは日経電子版。
…リーマンショックの大暴落を言い当てたモラン・タイス・キャピタルマネジメントのデービット・タイスさんの見立てがモーサテで紹介されていました。
3つの理由(『バイデンの法人税増税etc. 反企業的な態度』『米国債発行数が尋常じゃない今』『2008年からの強気相場継続が長すぎる』)から、”10年後の米相場は今の40-50%下落しているだろう”と。
加えて、「apple・Facebook・Googleの今週の決算が悪い結果だった場合や、人件費コストの上昇圧力(インフレ懸念)、FRBのテーパリングでの利上げ開始、高いインフレ率(コモディティ)、ワクチンの有効性への疑念、デルタ株感染etc. で「4~5ヵ月以内に暴落する」という見立てでした。
JPモルガン藤戸さんは「FRBが急速な利上げ(急ぎすぎるテーパリング)をしない限り、もっと上を行く」と(も、いつも強気)。「暴落の条件は揃っている」と言うも、今のAI相場はその逆を突いてくるので。
…金融庁が「偽ESG」企業を排除へ、というニュース。
&企業の脱炭素取り組みに報告義務付けへと(有価証券報告書(個人でもHPから簡単に見ることができる))。早ければ2022年3月からの報告義務に(ESG投資に投資金を流入させたい日銀と政府)。
…気になるのは、米国務副長官の訪中。今週の外交での大注目事項です。
米が”格下”を送り込み、それを受け入れた中国。資本分断中の米中、中国はよほど苦しいという事か?緊張緩和か、その逆となるか、要注目。
よろしくお願いいたします。