暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#254

2021-07-16 08:31:49 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • 今夜の米6月小売売上高よりも、米7月ミシガン大学消費者信頼感指数よりも、日銀政策決定会合後の黒田総裁の会見を要注視。

…米は「テーパリングでの利上げ」が織り込み済みとなり、次の材料探しに。

日本では、日銀のESG投資への骨子が今日出てくる予定&来週には政府も出してくるので。ESG投資をする民間銀行に補助金を出すかどうか or 日銀が民間銀行の先導となるかに注目、とニッセイ基礎研ヤジマさん。

…パウエル議長の上院銀行委員会での議会証言で、米10年債利回りは低下傾向へと(「金融緩和の縮小は急がない」と今日も明言したことで)。

なのにナスダックの大幅な下げの因は、TSMCの決算においての”粗利益率の低下”が嫌気された、との見方(利益率が⇓2~3%となったので)。も、「台湾TSMCにおける『受注減』観測が後退し、年後半の受注増加が確実視された」という報道により、「ナスダックは落ち着きを取り戻すだろう」と大和キャピタルマネジメントアメリカの森本さん。

東海東京調査センターの仙石さんも「テーパリングetc. 利上げをしても米の株価の上昇基調は続く」と。地に足がついた慎重派。

ニッセイ基礎研のヤジマさんは「他国の”コロナ後”に注目。どんな銘柄が注目されている今なのか。(『業績の二極化』が鮮明)(米は予算の大部分を『脱炭素・IT』に分配している。しかし、宇宙etc. 技術革新はバブルを生む要因となる)

”コロナ後”の日本は課題が山積しているので、”政府の舵取り”が非常に重要となってくる(秋の総選挙)。マクロも全く伸びていない日本なので、”コロナ後”の政策での失敗、躓いてしまえば、日本は泥舟となるだろう」とも。

そうならない為には、今後のDX(デジタル・トランスフォーメーション)対策や、単身認知症患者の急増に対する施策、成熟産業の頭打ち対策(生産性が低下している今)、育たないグロース企業etc. 対策が必要。

外国人の動向は、日経平均が⇑時でも⇓時でも売り越しが続いている今。⇒∴大幅な上昇は当分見込めない。⇒も、秋口以降の①ワクチン進捗期待、②企業業績の上方修正、などで「先物の買戻し」はくるかも。と、東海東京調査センターの仙石さん。(政局は期待していないのか外人よ)

…”コロナ特需”が剥げてきた中国経済。4-6月期GDPは5ヵ月の連続プラスでしたが、伸び率は鈍化となっていました。も、「順調なコロナ後の回復ぶりが示された」として、上海総合も失望は無かった様子。

昨日は大幅反発でした(3564(⇑36))。も、原油や資源etc. のコモディティ高により、年後半は生産活動・消費活動に陰りが見えてくる、と日経FT。&若者の就職難etc. ”当局の対策”頼みの中国。(華融などの時限爆弾の存在にも注意)

豪クイーンズランド州沖合でのクアッド4ヵ国の合同演習中に中国情報収集船も付近を偵察航行したりとか、米軍機が台北空港に着陸したりとか(習は「台湾に米軍が派遣された時が戦争の時だ」と過去に宣言しているが、中国側の行動は今のところなし。米に対して「挑発はやめろ」のみ。&「台湾独立の企みは粉砕する」とも)。

…「米とロシアが『気候変動対策』で緊張緩和」というFT報道。数少ない協調案件。

EU内では航空企業と自動車企業らがEU委の気候変動対策を批判中(セメント・鉄鋼・肥料・アルミの企業らのCO₂取引を段階的に廃止していく、と決めたことで)。仏ロスチャの結束を潰したい米露か。世界のパワーバランスがグチャグチャな今。(EUの復興ESG債を一番多く持っているのは英。次に独仏)

…IOCバッハ。過日のスガ首相との会談で「東京都の感染者が減少傾向となれば有観客にしろ」と指示(提案)したとの報道。仏ロスチャの手先バッハ。

 

 

 

 

 


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