おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- パウエル議会証言「インフレへの早すぎる対応(=テーパリング)は間違いだ」で安心感が広がった昨夜のNY。(も、高値警戒感広がる)
…しかし、
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- 「インフレは一時的だが、今後数か月はインフレが続く」(「適切に対処していく」とも)
- 「雇用回復への道のりはまだ遠い」(「適切な処置をしていく」とも)
- 「住宅価格が、今後の(テーパリング開始の)判断材料の一つになる」ともパウエル。
- パウエル、先週のレジメで「商業施設の不動産価格は高すぎ」と記していたので、∴バブル弾けは商業不動産の弾けからか。「パウエルの口から『不動産は高い!』と出たら、ヤバい」とも近藤さん。
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&ベージュブックでは「世界的サプライチェーンの混乱が、コモディティ価格上昇への因となるだろう。∴今後数か月は物価は上昇していく」と。昨夜は米5年債利回りのみが荒れていましたが、ナスダックは10・2年債が買われたにも関わらず、終了際にマイナスへと。
…先週の、米10年債利回りの1.2%台。複数ストラテジストが「投機筋の、リスクヘッジでの米国債買い(先月末からSP500の買い越し額が大きく増加している)」からの、「金利低下なのに、米$高な今」とか。
昨夜WORLD MARKETZの、another stageの近藤さんは、「CMS債(長短金利差が広がるとリターンが増えていく投資。逆に発行元は不利益を被る。も、発行元は1年毎にコールをかけることができる)を組み込んだ仕組債が買われている。CMS債解消での10年債利回り1.2%台だった」と。
(2020年.2/20頃からコロナが広がり始め、短期2年国債金利の方が10年債金利より高い、という逆イールドが起こっていた時と同様、今回も『今後、イールドカーブがスティーブ化していく』とマーケットは読み、∴発行元がCMSを売り抜けようと(不利益を被る前に)、CMSを繰り上げ償還したと見られている。それゆえの、ヘッジの10年債買いだったのではないか、との見立ての近藤さん)
(もしくは、7月下期始まりにまつわるテクニカル因。上期が終わって、下期は10年債利回りが上昇すると予測しての、発行元の『CMSの手仕舞い』で大きく売った ⇒での、ヘッジで10年債を買った ⇒∴昨日の10年債利回り下げ)
も、日本株は「”ワクチンの進捗が遅い・コロナ問題混迷・秋口の政局”で投機筋が利確しても、日本株(先物)へは戻ってこないだろう、27500が下値か」とみずほ証券・三浦さん。
…対立していたサウジ&ロシアとUAE。”協調減産”で対立していたも、「”歩み寄り”で一致した」でoil価は下落。WTI終値で73.13(⇓2.12)。(「2022年末まで協調減産継続」で合意、とロイター)
GOLDは、「米金利低下なのに、米$高・米株高」とくる最近の則の無秩序の裏にある”きな臭さ”を察知しての(CMS債に流れており、CMS発行元のテクニカル因での10年債買い、という見立てとかで)、GOLDが買われている直近。終値1825.0(⇑15.1$)。
(地政学リスクもあるか?中国の監視船(情報収集船・最新の機能を搭載)が、豪クイーンズランド州の海峡を通過したのを豪は確認済み。「演習が目的と見られる」と豪)
…中国の河北省での大洪水。ワールドニュース:上海・東方衛視が詳細に伝えていました。国民に警告を与えるような、中国にしては珍しいニュース内容。下流の上海は大丈夫か。
…日銀:金融政策決定会合(今日明日)
よろしくお願いいたします。