暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#140

2021-01-15 19:54:10 | 日記

こんばんは。

 

<気になる材料>

  • マネーパートナーズ:竹千代さんは(1/15.14:15~MX)「少し潮目が変わってきた」と仰っていました。

①2020.3/23辺り以降、新型コロナ材料できれいな$安トレンドを描いてきたが、ニュアンスが少し変わってきた直近。⇒米民主のブルーウェイブで$下げ止まったか?

…バイデン新政権思惑から、マーケットは未知の強気となってきていたが。因は

          1. バイデン新大統領による巨額のバラマキ
          2. 巨額の財政出動による”国債売り”
          3. FRBの金融緩和姿勢をさらに緩めると見られているバイデン新政権
          4. 故に、資金ジャブジャブが、更にジャブジャブになると見るマーケット
          5. 故の、株高$売り

という思惑が先行しすぎていた今までの米マーケット。「材料出尽くしの、事実で売る」今日。

…しかし、ブルーウェイブと言っても上院は50 vs 50。民主に一人でも造反者が出れば(石炭で潤っている州の議員などが造反しやすい)、民主党案は通らなくなる。

故に、今までの”良いとこどり相場”&”$円両下げ相場”には、少しだけ変化の兆しが出てきた。(しかし、完全に$が下げ止まったわけでもなく。どちらかというと、「$拾っておけ」という体の250日移動平均線になってきたくらい)

②ブルーウェイブで⇒国債売り(2020.3/26:1.27%、2021.1/15:1.097%(PM15:00))

…米10年債金利の上昇は株の調整売りの因になりやすいが、今回はそこまでの急騰ではないので(緩やかな上昇率)、直近セオリーのような「金利上昇で、$を売っていく」という、独特な流れではなくなった今。& 米30年債利回りの方が10年物よりも注目されている今(”長期の成長を見ていく”というスタンスから)。

米30年債利回り&ブレークイーブンインフレ率も上昇しているし(実質金利のマイナス幅が広がり、本来なら円高な筈だが)、”急騰”だと株も急落で調整となりやすい。しかし、緩やかな現況なので、2012.12月~30ヵ月株価上昇を続けたアベノミクス時同様、米も長期の成長を織り込んでの今後の金利上昇と見られている(良い金利上昇)。と竹千代さん。

※米30年債利回りのペースを確認しながら(「急ではないか」も確認しながら)、ポートフォリオを柔軟に変えていけば大丈夫だ、とも。

(今週の相場の振り返りとしては、①物価上昇しつつある今。コロナ禍不況な今なので、金利上昇はリスク有。②半導体etc. 供給制約が出てきているので、物価の上昇圧力な今。③雇用低迷、米新規失業保険申請件数の高止まりetc. 個人消費の伸びは未だ鈍化傾向なので、デフレ要素的な”物価低下”な現在の米。…等々、「短期的には調整が入るかもしれない」と複数のストラテジストさん。)

③103円台中心な今。

…103円を外れたのは、1/5(102円台)と1/11(104円台)しかない、レンジ中のレンジ相場な今。超横這い。

            • 上値目指すも、104で押し戻される。いつも。
            • ”$売り”が主流(今日、少し潮目が変わってきたが)。

《今夜~の注意点としては》

            1. 噂にあるように、ワシントンでの暴動が今週末にまたあるかどうか。⇒無ければ、1/20は平和に就任式を迎えられると見られている。
            2. 「ペーパリングショック」的なシカゴ連銀総裁らの発言の真意は、「出口」匂わせ。= 要は”観測気球”みたいなものだったと見られているので、「そんなに”出口”の心配はない」と竹千代さん。

《今後のチェックポイント》

”終値ベース”で、102円台 or 104円台 etc. 103円を外れるかどうか。⇒新たな潮目へと。~年央。

 

 

 

 

 

 

 

よろしくお願いいたします。


株価予想日記#139

2021-01-15 08:27:36 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • ”雇用が弱い”、”独で再ロックダウン”、”英政府は「コロナ制御不能」と表明済み” etc. 悪い事象や悪い数字を織り込まない今の相場。

…企業の”来期見通し”が本当に地に足ついたものなのか、本当に達成できるものなのか、冷静に”成長性”を見てから情報通信、精密etc. を買いたいのですが。

しかし、日本だけ「リターン低い」と見られている(”世界経済回復”の中に入れてもらえない日本)。

<因>少子高齢化、景気回復期待値が低い、潜在成長率が低い、コロナへの対応のお粗末さ(クレディ・スイスの松本さんは「医療の受け入れ態勢がひっ迫しているのに、病床数が確保できていない⇒ネガティブ要因となってくると見られる」とのこと)(日生基礎研のヤジマさんは「感染症関連の法を変えないといけない」(例:病院経営赤字(コロナ専門病院への転身で)への政府の資金フォローなど)⇐目を背けている今の日本政府)。

要は、外国人にかき乱されぬよう冷静に。今日発表のバイデンの経済対策案、明日からの米銀行決算次第で、どうにでも転がされる日本株なので。外国人の資金は、少しでも悪い兆候を察知すれば速攻で引き上げるので注意。

…パウエル講演にも反応しなかった今日の米10年債金利上昇。⇒「FRBは金利上昇を抑えることができるのだろうか?」という”金利上昇不安”が材料となってきそうな気配です(今日の10年債金利は1.129(⇑0.041)、2年債金利は0.147(±0)。AM5:50時点)。

今日の金利上昇因は、バイデン次期大統領の追加経済対策案が「大規模なものになる」(1.5兆$規模。14万円/1人の給付金 & 失業保険特例加算分を9月末まで延期するとした & ワクチン接種を拡大させていく(数千億円規模の予算を組む) & インフラ政策を1/20以降にまとめていく & 景気刺激策も1/20以降にまとめていく、と)という複数メディアの報道からの、金利上昇。ハイテク産業へのマイナス材料。

…パウエル講演は材料視されず(「ペーパリングは口に出すことさえ時期尚早」と)、「いずれ各国政府が米ドル高を許さないだろう」とは米FT。「テーパー(量的緩和縮小)・タントラム」がマーケットの材料となってきており(ペーパリング)、2013のバーナンキショック(ペーパリングショック)を恐れているマーケット。

…中国etc. アジアの寒波でLNG(液化天然ガス)がひっ迫している今。

…独与党:「メルケル後継」新党首選出は明日。

…中国のレノボが預託証券市場を初利用(科創板)で資金調達、というニュース。

…米マードック家(FOXニュース等、共産党寄のメディア王)次男が、インドでメディア事業を始めたというニュース。ウダン氏(印にディズニーを定着させた凄腕)と組んで。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。