暴利を貪る米問屋

FX専門。Mの根っこの金をワールドニュースから読み解く手法。伊勢外宮詣はマスト。
投資における責任は負いかねます

株価予想日記#132

2021-01-04 19:55:29 | 日記

こんばんは。

 

<気になる材料>

  • 国内の12月消費動向(クレジットカードの利用状況)が、昨年5月前半以来の悪化となった。

…今日の円高は、

①一都三県での緊急事態宣言発出の検討・調整、というスガ発言。(1/9の0時を目途に。&1か月程度)

②1/5の米ジョージア州での上院議席決選投票での思惑(2議席共に民主が取る、というマーケットの流れになりつつあり、これによる”リスクオフでの円買い”が有効と見られての、今日の円買い、と第一生命のストラテジスト)。

ジョージア州の決選投票で民主党が2議席を取ると、ブルーウェイブとなり、今のねじれ議会が解消となって、民主の発案が通りやすくなります(下院で民主案が採決されても、共和党員が過半数の上院でストッパーがかかってしまう構図の今)。

すなわち、このストッパーが無くなるという事なので、民主案が成立しやすくなる。故に、「年後半に、法人税の増税・キャピタルゲイン(株etc. の資産益)への増税が現実になる」と見られています。故に、利確売りが出る、とKOYO証券ストラテジスト。

&民主党では左派が強く(ウォール街金融機関と大手ITを解体したい左派)、マーケットはこの左派に良い印象は抱いておらず。故に、2議席を取ると、マーケットの左派への拒否感から調整の反動が大きくなる、ともKOYO証券は見ていました。

しかし、KOYO・第一生命・大和・野村・SMBC共に、そろって「1/5の結果や米中懸念、コロナ禍での個人消費の低迷があっても、来年の日本企業は4割程度の業績回復が見込まれる」という意見で一致しています。

中国景気の回復の強さ & 世界の自動車生産数の伸びetc. ”世界の景気は回復に向かっている”のが数字から確認されている今。故に、日本企業が得意とする半導体・電子部品etc. には追い風となり、⇒故に、外国人特有の爆発的買いで日本株が先行的に上昇しやすい、と。

…東証1部のPERは今31倍(バブル全盛期は70.67倍だった)、「秋以降(7月以降の米中懸念で)、PERは下がると見られているが、業績が回復しているところでの株価下落は”割安感でまたとない買い時の一瞬”を生む、と第一生命ストラテジスト。有名な株式解説者の方は「6,7月の月末月初か」と。ピンポイント。

 

 

 

よろしくお願いいたします。


株価予想日記#131

2021-01-04 08:12:11 | 日記

おはよう御座います。

当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。

 

 

 

<今日の私的材料>

  • ビットコインが340万超え。米ドル覇権の凋落が見え始めてきたか。

…2021年7月は中国共産党100周年。7/23~東京オリンピックが開催するので(「IOC命令の中止」でない場合、「中止」にすると日本に違約金が発生するので強硬開催すると見られています)、中国は記念式典イベントを7/1に移しました(注目がオリンピックに持っていかれないように)。米バイデン政権の対中政策(トランプより厳しくするとマーケットは見ている)は、この中国共産党100周年記念が終わった後に始まる、と見られています(上海閥への忖度で)。

…さて、「教えて!藤戸さん」的な今朝の勝ち馬予想的モーサテでしたが(去年は大発会から大きく外していた)。まとめてみました。

<三菱UFJモルガン:藤戸さん>買いだめ過ぎた日銀ETFはHold維持&ETF買い12兆円枠も維持。

<パリバ:中空さん>債権の需給が良い今。ファンダメンタルの悪化ピークも超えた。しかし、FRBの「もう買わないよ」というサインで、多分急落。

<シティG:タカシマさん>米$信認失墜でのドル安&”双子の赤字”でドル安進行。円・豪ドル・スイスフランが安全地帯。

<ニッセイ基礎研:ヤジマさん>ゲームチェンジャーは①ワクチンで経済上昇、②オリンピックやりきる。要は、ワクチンに有効性が表れてくれば株価は下落すると見ている(FRBが緩和をやめるので=セーフティネットが無くなる)。

そして、藤戸さんの「トンでもリスク」として「米ロシアの対立激化」とも言っていました。これは納得。「1/20以降にハッキングの報復をする」と明言しているバイデンなので。「交戦もあり得る」とも(バイデン、シリアに対しても)。

…今朝の日経プラス。FTのコーナーで、今年のポイントに挙げられていた事4点。

        1. 米債務は大幅に上昇する:1/5ジョージア州上院議員選決選投票の期日前投票が記録的な300万人超え&民主リードしている。
        2. イエレン次期財務長官:所得格差・雇用を重視しすぎるため、財政のアクセルをふかしすぎると見られている(イエレンさんの弱点は、金融政策が不得意な点)。
        3. パウエルFRB議長:「回顧録執筆」を匂わせている、との報道アリ。引退と見られている(任期は来年2月)。⇒出口政策の難題を引き継ぐのが誰か、大注目。
        4. 経済正常化脱線の因:①ワクチンの有効性が無い、②アジア地政学リスク(台湾・尖閣(昨日に、スガ首相「バイデンとの首脳会談での日米安保条約に”日本が他国の核攻撃を受けた時には、米の核で守ってもらう”との明記を盛り込みたい」と発言))、③対中国(オバマ時、”利用したつもりが利用されていた”ので)、④米大手ITの動向(去年の株上昇はGAFAM主導だったので)(共和党は通信品位法を再可決した(トランプを見限り、エンゲリストを選んだ) vs GAFAMを規制・解体したい民主左派)

…1/5のジョージア州上院議席決選投票。

1/3時点で民主が2議席リード。ブルーウェイブとなるか。4割が期日前投票を済ませている現況。

⇒昨年は「上院は共和党が2議席とも取る」で株価上昇だったが。

もし2議席共に民主が取るとなると、①金利急騰(悪い金利上昇)米国債券売り。②大きい株価調整が入る。③米ドル買い戻し(「現金以外信じられない」という”究極の心理”が再び発動か?)。

など、一時的に不透明になると見られている。

…「2021年の日経平均最高値予想」

大和:年末に3万円

岡三:11月に28500円

野村:12月に3万円

 (⇑顧客の手数料で成り立っている人たち)

ニッセイ基礎研:3-4月で23000円、7-8月で28000円、9月以降25000円

第一生命:9月に31000円

東海東京調査センター:7月に31000円

 (⇑手数料関係ない人たち)

①バイデンで米経済正常化へ(株上昇)⇒のちに金利上昇で下落。

②7月の中国共産党100周年記念イベント後、米中対立再燃で株価下落。

…ワクチン接種開始。しかし、厳しい状況が続く英。ジョンソン首相が「今の最厳第4段階よりもさらに厳しい規制制限・措置が必要」と明言したというニュース。

…一党制支配を中共100周年イベントで誇示すると見られている中国ですが。2021年の重要政策案として、「アリババを筆頭に、モノ・サービスの企業の価格操作に対する監視を強化する」という案を打ち出してきました。

アリババも事実上解体され始めている今。アリババへの危機感を発端に、習への支持を固める見通しとなった中国。国力が更にup。

 

 

 

 

 


よろしくお願いいたします。