おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証１部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
＜今日の私的材料＞
- 米ISMが市場予想を上回った(60.7。⇑3.2) ＆ opec＋での減産縮小合意で油価上昇なのに、ドル売りは変わらず。インフレ材料があってもドル売りが続く今の米。＆ 「減産縮小見送りで、原油価格が上昇」は、サウジ増産分が増えたというカラクリ。動いてるパワーバランス。ジョージア州は結果判明まであと数日はかかると見られています。
…話題の、ユーラシアグループの「10大リスク」。
モーサテがイアン氏にインタビューしており、”日本の危機”を強調していることが非常に気にかかる。要は、米中戦争に必ず巻き込まれる日本、と。
特に、これから激しくなるであろう米と中国のエネルギー＆半導体覇権争い(もはや通貨覇権争いでは、米ドルの凋落が見えてきた。46代米大統領がバイデンとなっても、以前のような”世界の中心ポジションに米が戻る”という事はもはやもう無いと。現在、日本は「経済は中国頼み・安保は米頼み」なので、米中緊張、特に気候変動リスク分野(再生エネルギー分野)での米中覇権争いに、日本は必ず巻き込まれるだろう、と。日本は危機しか見えない、とイアンはしつこく強調していました)。
…そしてもう一つ、今朝のモーサテでは「各企業トップが考える今後の”リスク”についてのコーナーがありました。
”コロナ・米中対立・金利”が主だったのですが、「コロナでの今回の変化はもう元には戻らないので、チャンスに変えていくしかない」という前向き意見(しかし、「日本の製造業は他国に比べてかなり見劣りする」と外国人投機筋に思われている日本)。 vs 「リーマンショック以降の日銀によるマイナス金利はデフレを招いている(FRBも「日本は失敗した」と踏んでの、マイナス金利導入を否定している今。日銀に研修生すら送っているFRB(学ぶ為に))。そのマイナス金利＆異次元金融緩和の日銀の「出口」政策を始める時期はいつなのか(既に昨日に国債買いオペの減額を発表した日銀。これにより日本国債価格が急騰した)
故に金利が水没している今。米マーケットの今年のテーマは、
-
-
-
-
- リフレトレードの資金の受け皿となる事
- 低金利のうちに新しい企業活動がますます増えると見られる
- 低金利での、住宅市場の好調維持
-
-
-
大和キャピタル(米)は、Ⓐ「世界の資金は米株へ」、Ⓑ「BTCは流動性に乏しく、値動きが大きい」しかし、BTCに資金流入。ⒶⒷは今年も続くと見ていました。
…NZで住宅危機が深刻な今。家賃が30％上昇で、賃金を上回っているという事態に。
…中国SMICは、国産半導体強化のために、経営首脳4人のうち、3人を台湾TSMC出身者で固めた、というニュース。
ロボットetc. の半導体と同じように戦闘機・ミサイルetc. の半導体を同等に扱うとしてる中国。世界がサプライチェーンから中国を切り離したことにより、逆に中国の半導体株が買われるようになってしまった今。
①米半導体企業は、中国に半導体を売れなくなった(トランプのせいで)。②米のハイレベル技術を輸入したい中国だが、トランプでそれが無理になり、故に中国は自国内で国産半導体を開発することに。⇒故に投資資金が中国に流入中。
…イスラエル海軍のドルフィン級潜水艦は(先月にスエズ運河を通過)、アラビア海での作戦行動はまだ行っていない様子。英空母クイーン・エリザベスと同空母打撃軍は初期作戦能力(IOC)を達成したと英防衛省が発表。「いつでも展開可能」というサイン。米空母レーガンもハワイ・ホノルルを出航した、との写真がTwitterにアリ。
…NY証券取引所は12/31の「中国通信3社の上場廃止」を1/4に撤回しましたが、米当局がこれに異議を申し立てた、とブルームバーグの報道アリ。
…ブルームバーグ、「今期、来期の世界GDPは4.5％程縮小すると見られ、再び経済が落ち込む」と。世界銀行も「今年の成長率見通しを”4％”に下方修正した」というニュースも有りました。
…長期トレンドでは、102円台101円台場面があれば、十分な資金を入れての長めのドル買いが入る、とフェアラインパートナーズの堀川さん。「故に、米ドルへ回帰していく」と。日本円は、スガさんの”財政ばら撒き”が始まってきているので(予算案で5兆円の予備費を取っている)、JPYは買いづらい＆「他国通貨が強くなるというシナリオも考えづらいので、ドル円に関しては今が押し目買いのチャンス」と。
よろしくお願いいたします。