【G-project株式会社】

Gプロ社長のチャレンジ日記
https://g-project.co.jp/

終わりは始まり

2022-10-13 21:06:14 | 日記
1つの時代が終わる
その瞬間から新しい時代は始まる

小学生
当時唯一の休み

日曜日はキャンプ!

サッカーの試合でもキャンプ!😵
そして車で二時間位拉致され、
背丈以上の草むらを、兄弟にナイフを持たせ道を切り開きながら突き進む。無き山を登る。観光ではない。
変な草を集めて、天ぷらにして食べる。




まずい!

早く帰ってゲームがしたい!



なんでわざわざ大変な思いをしてご飯を作りに山奥にテントを張って。



いわゆる
ワイワイBBQするようなそんなパーティー感は皆無

普通ではない。


そして

家にテレビ、


冷蔵庫がない!


髪型はボーズ!


ちゃぶ台返し!
(星一徹ばりの)


母ちゃんの作る料理は7種類の一週間ぐるり。貧乏ではなく、仕事で忙しく
夫婦で夜帰ってくるから
学校から帰ると家にだれもいない








二代目の1人っこの小さな有限会社のガラス屋さん社長の家は

わがままで理不尽なルールが沢山




普通の家庭に生まれたかった


当時はいつも思っていた




綺麗なお母さんがいつも家にいて
15時にはおやつ。
夜は美味しい夕飯。
お弁当もカラフル!
洋服も今時のカッコいいやつ。
休みは流行りの何かを友達家族とワイワイ楽しむ





その全く正反対




強くたくましい親父の背中に
憧れなんてなかった。






そして時が経ち
長男だし
何度か家を継ごうと思ったこともあった

しかし

血縁関係の深い小さな会社というのは

上下左右

人間関係も難しく

仕事中

オヤジはいつだってバカな役を演じていた。

そんか跡継ぎに理想なんか抱けず、


しかし


そうやって職人さんやお客様を繋いでいた。(今この立場でようやっと気持ちがわかりました)





その反動が家族にきていたんだなと、



40歳を過ぎて理解した。



人間関係は





「来るもの拒まず、去るもの追わずだ!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



※どう見ても変な人たちばかり👆w
本当に変ですから

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何度もその言葉を聞いた。





そして今


沢山の親戚達と昔のオヤジの話を聞いて
この歳、この立場になって沢山理解できることがある





母ちゃんとの
馴れ初めは仕事でメーカーと取引会社の母ちゃんが担当窓口だったと。



たいした仕事もないのに無口なのに何度も理由付けて来たと、頭の良い母ちゃんは笑っていた。


この人は何しにきてるんだろうと笑



なん十年も2人でけんかしながら仕事をしてきた



そんな母ちゃんの目の前でガラス屋で逝くことができたのは




本当に幸せなことではないかと




勝手に思います。


そしてあなたの息子で良かったと心から思ってますよ。


今まで沢山ありがとうございました。


勝手に変なところも引き継いで全力で生きて行きます。

あなたに似てわがままだから

三代目の看板は重すぎて

背負えないけど





自分の理想を貫き

刻まれた生きざまを武器に

次の新しい時代を作って行きます!





※お陰様で「普通」がキライです