ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

28週後…(ファン・カルロス・フレスナディージョ監督)

2008-08-12 | Weblog
キャスト:ロバート・カーライル,キャサリン・マコーウィック,イモージェン・ブーツ,マッキントッシュ,マグルトン,ローズ・バーン

評価:☆

コメント:「28日後…」の続編というよりも,「28日後…」からスピンアウトして出来上がった別の作品と考えるべきだろう。原題は「DNA」。飛行機が着陸する場面やドンが英国の丘陵地を駆け抜けていく場面は美しい。予算の関係か,ウイルス感染者が暴れる場面ではやたらにカメラがぶれるのだが,それさえなければまずまずの「ゾンビ映画」だろう。ロバート・カーライルが,髪の毛に白いものもまじりつつ,素の形で演技を展開しているのがまたいい。余計な整形手術などをしないで,素の年齢で映画に出演するというのも俳優のあり方ではないかと思う。「新しいゾンビ映画の形」には違いない。ラストは「28日後…」よりも暗い終わり方ではあるが…。これだけ物語のバリエーションを生み出す「ゾンビ映画」。人間の想像力を刺激する何かがあるのかも。

ストーリー:山奥のコテージにウイルス感染を逃れて暮らす5人。しかしそのコテージもウイルス感染者に発見され,妻のアリスを見捨てて逃げるドン。子供たちは難を逃れてスペインに修学旅行中だったが,窓からドンを呼び続ける妻の声が心に重くのしかかるドンだった。感染力の早いウイルスのため発症から15日目には英国全土が感染し,その28日後にはウイルス感染者が食べ物を得られないことから撲滅。NATO軍がロンドンに進駐し,24週間目からは復興作業が始まっていた。そして28週間後,米軍に安全を守られつつ,アイル オブ ドッグスに建設された第一街区に海外にいた英国人が帰国を始めた。約15,000人が暮らす中にドンもおり,地区統括官の仕事をしていた。そして意外なことに死んだはずの妻アリスが発見されるが…。