『 バーバー吉野 』 『 恋は五・七・五 』 『 かもめ食堂 』 に続く
荻上直子 監督作品。
予告では 皆めがねをかけた5人が
海辺で なにやら不思議な体操をしている・・
一体どんな話なのか・・・?
公開初日のレイトで観たけれど
実は それほど観たかったわけではない。 本当は 同じ初日に観るなら
同日公開の
『 プラネット・テラー in グラインドハウス 』 が 観たかった・・・!(笑)
・・・・・
” いつも 過酷に働いていて 楽しむ時間のない可哀想な ”( 本人談 )
お嬢様に付き合ったのです・・(笑)
始まる2時間前に お先にネットで 席を予約しようとしたら
私の好みのブロックは ほとんど満席。
まぁ・・予想はしていたけれど・・
若いカップルが 多かったです。
お待たせしました。 感想です。
まず・・一番最初に
『 めがね 』 という題名について 考えた。
主演の5人全員が かけているから・・
ではなく 5人にかけさせたわけだから
何か 意図があるはずだ。
コンタクトレンズではなく めがね。
コンタクト暦30年になる私は
めがねと コンタクトレンズの違いについて考える・・・
めがねは コンタクトレンズと違って
かけ外しが 簡単
こじつけかもしれないけれど
” めがね ” のように 気持や 場所や 心のスイッチの 切り替えを
簡単に しようよ・・ と いう事なのかしらん??
物語は 何もたいして 起こらない。
唯一 事件? といえば
ちょっと 宗教がかっているホテルで 農園をやらされそうに なったこと???
観光する場所もない ところに行って
「 たそがれる 」 だけの話。
私自身は この何度も出てくる 「 たそがれる 」 という言葉が嫌いでした。
( ちょっと昔 ” たそがれ族 ” という言葉があったせいかもしれない )
主人公は 何があったか知らないけれど
知らない土地で 一人になりたかったのだろうな・・ と想像する。
けれど 何??
せっかく 一人で 朝寝を楽しみたいのに
布団の脇に 知らないオバサン・・・・・
全くもって 失礼な話じゃない???
自分の部屋に 勝手に入ってくる ということに対して 何も思わないのだろうか??
遠慮がちにしか 嫌がらない主人公にも 少しイライラする。
お金を払って 泊まりに来たと言うのに
” あ・・じゃあ 夕飯は 冷蔵庫にあるもの勝手に食べといてください ”
・・・・って
ウチにいるんじゃない!! っちゅうの!
ちゃんと 仕事をしろよ!
朝ご飯も みんなで~~~~?????
確かに確かに キチンとした朝ご飯をとることは 大事なことです。
一人で食べるより みなで食べたほうが美味しい。
梅干が 「 難逃れ 」 なのも その通り。
けれど・・ なんだか 押し付け じゃない???
で・・まぁ・・早々と決心をして ホテルを替える訳ですけれど
行った先が 前述したとおりの 妖しげな場所・・
でも・・自分達の食べるものを自分達で作る
という事自体は 不気味なものじゃないよね?
農園作業をしなくてはいけないのは
夕食勝手に食べてください と 同程度だと思うのだけれど・・・
とにかく
二者択一で 前のホテルに戻るわけです。
迎えに来てくれた もたいさんの自転車カゴに乗って・・・
そこで
「 カバンを置いていきなさい 」 というくだりは
『 かもめ食堂 』 と同じ・・・
モノをたくさん持つな!
モノで心を満たすな!
という 監督の主張・・??
が・・しかし・・
大きなトランクを置いてきたはずなのに
相変わらず主人公は 毎日素敵な服に着替える。
へっ??
どこに そんな服があったわけ???
モノに囚われるな という監督の主張と相反してない???
氷あずき・・
確かに国産小豆を自分で炊いてつくる小豆はおいしい!
けれど・・・
うう~~~~ん・・・ この映画の季節って・・・
春 だよね???
まして風の冷たい海辺で 「かき氷」 食べたい?????
歯がガチガチになりそう・・・・・汗
もたいさん演ずるサクラさん って そんなに魅力ありますか??
自転車に乗っけてもらったことを
「 いいなぁ~ 」 と連呼されますが
そんなに うらやましいことなのか??
確かに 誰かがこいでくれる自転車に乗るのは 心地いいことだとは思うけれど。
荻上監督!
なんか 無理してませんか?
『 かもめ食堂 』が 想像以上にヒットしてしまったものだから
もう一作 ゆるゆる癒し系を作れ と要求されたんじゃないか?
と 危惧してしまいました。
この映画で一番気になったのは
自分の心の 「 癒し 」 を 自分で なんとかするのではなく
「 誰か 」 になんとかしてもらっている ように見受けられること。
もちろん 他人に助けてもらったり
何かに 心癒され 元気を回復することは 日常的にだってある。
けれど
最後は 自分で・・・ ではなく
あくまでも 誰かになんとかしてもらいたいという風に感じられたこと。
今って・・・
そんなに みんな 心が枯れ枯れなの???
・・・ともあれ 劇中に出てくる
丸ごとエビや 鉄板ステーキは すっごく美味しそうでした~♪
あの 訳のわからん 体操もまぁ・・キライではない・・(笑)
あの曲 ピアノで弾いてみましたヨ。
・・・ワタシも 一日海を見つめながら
編物できる
そんな時間が 欲しいよぉ~!!!!(笑)
2007.09.22 「めがね」 三好MOVIXにて鑑賞 ★★★
荻上直子 監督作品。
予告では 皆めがねをかけた5人が
海辺で なにやら不思議な体操をしている・・
一体どんな話なのか・・・?
公開初日のレイトで観たけれど
実は それほど観たかったわけではない。 本当は 同じ初日に観るなら
同日公開の
『 プラネット・テラー in グラインドハウス 』 が 観たかった・・・!(笑)
・・・・・
” いつも 過酷に働いていて 楽しむ時間のない可哀想な ”( 本人談 )
お嬢様に付き合ったのです・・(笑)
始まる2時間前に お先にネットで 席を予約しようとしたら
私の好みのブロックは ほとんど満席。
まぁ・・予想はしていたけれど・・
若いカップルが 多かったです。
お待たせしました。 感想です。
まず・・一番最初に
『 めがね 』 という題名について 考えた。
主演の5人全員が かけているから・・
ではなく 5人にかけさせたわけだから
何か 意図があるはずだ。
コンタクトレンズではなく めがね。
コンタクト暦30年になる私は
めがねと コンタクトレンズの違いについて考える・・・
めがねは コンタクトレンズと違って
かけ外しが 簡単
こじつけかもしれないけれど
” めがね ” のように 気持や 場所や 心のスイッチの 切り替えを
簡単に しようよ・・ と いう事なのかしらん??
物語は 何もたいして 起こらない。
唯一 事件? といえば
ちょっと 宗教がかっているホテルで 農園をやらされそうに なったこと???
観光する場所もない ところに行って
「 たそがれる 」 だけの話。
私自身は この何度も出てくる 「 たそがれる 」 という言葉が嫌いでした。
( ちょっと昔 ” たそがれ族 ” という言葉があったせいかもしれない )
主人公は 何があったか知らないけれど
知らない土地で 一人になりたかったのだろうな・・ と想像する。
けれど 何??
せっかく 一人で 朝寝を楽しみたいのに
布団の脇に 知らないオバサン・・・・・
全くもって 失礼な話じゃない???
自分の部屋に 勝手に入ってくる ということに対して 何も思わないのだろうか??
遠慮がちにしか 嫌がらない主人公にも 少しイライラする。
お金を払って 泊まりに来たと言うのに
” あ・・じゃあ 夕飯は 冷蔵庫にあるもの勝手に食べといてください ”
・・・・って
ウチにいるんじゃない!! っちゅうの!
ちゃんと 仕事をしろよ!
朝ご飯も みんなで~~~~?????
確かに確かに キチンとした朝ご飯をとることは 大事なことです。
一人で食べるより みなで食べたほうが美味しい。
梅干が 「 難逃れ 」 なのも その通り。
けれど・・ なんだか 押し付け じゃない???
で・・まぁ・・早々と決心をして ホテルを替える訳ですけれど
行った先が 前述したとおりの 妖しげな場所・・
でも・・自分達の食べるものを自分達で作る
という事自体は 不気味なものじゃないよね?
農園作業をしなくてはいけないのは
夕食勝手に食べてください と 同程度だと思うのだけれど・・・
とにかく
二者択一で 前のホテルに戻るわけです。
迎えに来てくれた もたいさんの自転車カゴに乗って・・・
そこで
「 カバンを置いていきなさい 」 というくだりは
『 かもめ食堂 』 と同じ・・・
モノをたくさん持つな!
モノで心を満たすな!
という 監督の主張・・??
が・・しかし・・
大きなトランクを置いてきたはずなのに
相変わらず主人公は 毎日素敵な服に着替える。
へっ??
どこに そんな服があったわけ???
モノに囚われるな という監督の主張と相反してない???
氷あずき・・
確かに国産小豆を自分で炊いてつくる小豆はおいしい!
けれど・・・
うう~~~~ん・・・ この映画の季節って・・・
春 だよね???
まして風の冷たい海辺で 「かき氷」 食べたい?????
歯がガチガチになりそう・・・・・汗
もたいさん演ずるサクラさん って そんなに魅力ありますか??
自転車に乗っけてもらったことを
「 いいなぁ~ 」 と連呼されますが
そんなに うらやましいことなのか??
確かに 誰かがこいでくれる自転車に乗るのは 心地いいことだとは思うけれど。
荻上監督!
なんか 無理してませんか?
『 かもめ食堂 』が 想像以上にヒットしてしまったものだから
もう一作 ゆるゆる癒し系を作れ と要求されたんじゃないか?
と 危惧してしまいました。
この映画で一番気になったのは
自分の心の 「 癒し 」 を 自分で なんとかするのではなく
「 誰か 」 になんとかしてもらっている ように見受けられること。
もちろん 他人に助けてもらったり
何かに 心癒され 元気を回復することは 日常的にだってある。
けれど
最後は 自分で・・・ ではなく
あくまでも 誰かになんとかしてもらいたいという風に感じられたこと。
今って・・・
そんなに みんな 心が枯れ枯れなの???
・・・ともあれ 劇中に出てくる
丸ごとエビや 鉄板ステーキは すっごく美味しそうでした~♪
あの 訳のわからん 体操もまぁ・・キライではない・・(笑)
あの曲 ピアノで弾いてみましたヨ。
・・・ワタシも 一日海を見つめながら
編物できる
そんな時間が 欲しいよぉ~!!!!(笑)
2007.09.22 「めがね」 三好MOVIXにて鑑賞 ★★★
幾らか展示物が増えましたので、
お閑な時にでも、
お越しになりませんか。
お待ちしております。
どういう話なんだろうと思ってましたけど、なるほど…
一時「癒し系」が流行ってましたが、時折波のように流行があるのかしらね。
こちらに来てDVDを貸して差し上げますよ~といったら、いくつか並べたら断然「かもめ食堂」が人気!
結構多くの方が「貸して~」ってご覧になって「良かったね~」って言ってくださいます。
こういうのはすごくうれしいかな。
スケッチマンさんだったんですね・・
すみませんが HNを統一していただけるとありがたいです。
また 時間が出来たら 寄らせて頂きますね。
他の方の感想を読みに行ったら
”仕事なんてホッポリ出して あそこでたそがれたい~~”
的な感想が・・・
私が あわなかっただけかもしれません。
確かに 海はきれいでしたけど~
ロブスターに負けてしまったのだけど、
荻上監督、ひょっとして途中までアンチロハスを
テーマにしたかったんじゃないかなと思うほど、
前半は異様でしたよね。宗教的というか。
猫さんが指摘したような、もたいさんが室内にいる
ところとかは、ちょっとしたファンタジーを狙って
たんでしょうかねえ。
なんにせよ、今はあの島へ行きたいです(笑)
ごめんなさい。
確か60年代に中学の先輩が映写係をしていた映画館で、2001年宇宙の旅を映写室の小窓から何度も只で観た私は、さっぱり分からなくて、「やはり分からんか」と言われた人間ですから混同しちゃったのでしょう。
今更、手遅れだろうけれど、
DVDを借りてもう一度観てみようかな。
早速、レビューを読ませて頂きました
ここで書かれている、とっても素直でストレートな感想には、
私個人的には凄く好感が持てました
私は全く普通にサラリと見過ごしていた事も、
言われてみれば、なるほど…
こういう感じ方があるのだと、目から鱗
とても感心しました
こちらの感想を読ませて頂いて、
更にこの映画の面白さを発見してしまった気分です
絶賛の感想ばかりでなく、
こういった疑問をぶつける感想を知る事が出来て、
面白かったです
コメント頂いて、本当にありがとうございました
与論島で撮影したそうですね。
大学4年のとき
名古屋→大阪
大阪→九州 憧れの”さんふらわぁ号に乗り
その後また 九州からフェリーを乗りかえ 与論まで行きました。
確かに 海はすごくキレイでした。
だって ちょっともぐると 本当に原色の世界だったんです!!!!そのかわり 日焼けもすごかった!
アンチロハスという風に考えると・・・
面白い映画でしたね!!(笑)
「2001年~」は 私の生涯のベスト10に残る作品です。
もちろん 訳わかりませんで 続けてもう1回観た(観させようとする力のある)
恐るべき作品です。
このコメントの返事は ここまで・・ということで。
(このコメントは 主たる記事(この場合は「めがね」について 寄せていただくとありがたいので)