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『 百日紅 Miss HOKUSAI 』

2015年05月21日 | 映画感想(日本)
先入観無しで鑑賞する、と言うのは難しいなぁと
いつも思う。
監督 原恵一、原作 杉浦日向子と言うことで、少し期待しすぎたように思う。
アニメにしては珍しく 新聞等でも派手に宣伝されていたし。
それ故、逆に一抹の不安もあったが・・・


出来が悪い というわけでは まったくない。
自分が期待していたよりも普通だった、というだけ。
作品の質はいい。
話もいろいろ盛り込まれていて、飽きない。
ただ、少し違和感があるのだ。 映画の世界に飛び込めない、という・・・

それは声優のせいだと思う。
まずもって母の声。
多分 渡辺えりこさん。・・・ と思っていたら・・・
??? 美保純さん???? 異質。
たった一声で 渡辺えり子さんと 思った瞬間に、
ご本人の顔が 浮かんでしまった・・・汗
( 関係者の方々 どうもすみません。m(_ _)m 
  もしや この思い込みが 敗因だったかも??? )
いや、
彼女だけではない。
松重さんも、 どうもアニメの中の北斎のイメージとあわない。
やはり 彼の顔が出てきてしまう。
ただ、ミス北斎に関しては
最初から 杏と、知っていても それ程、違和感はなかった。


原作があるから しかも
原作が 杉浦さんだからなのか
遠慮? 力みすぎ?
原監督の 「 味 」 ← 自分が勝手に思っているだけですが・・

みえなかった。
で・・結局 どうなるの? ( どうするの? )

思っているうちに 終わってしまった。

ただ 江戸の風景の一部 を描いたもの

思って鑑賞すれば それで十分なんですが・・・・。

原恵一 という ブランド ( と 勝手に私が思っている )
ゆえ
もう少し 「 何か 」 が 欲しかった。 なぁ・・・


映画の場面で
ひとつ 勉強になりました。
江戸には 花魁 の 男バージョン があるのですね~~
今より 自由で 開放的で よいなぁ~ ♪


 2015.05.19 「百日紅 Miss HOKUSAI」 TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて鑑賞 ★★★☆


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