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『 ギャラクシー街道 』

2015年11月12日 | 映画感想(日本)

三谷幸喜監督作品ということで
かなり 期待されていたのであろう
それゆえ その期待の裏切られた感 が強いと 
評価のベクトルが 反対方向へとび抜けてしまう・・・

ネットで、映画への評価を ちらっと見てしまった時の 私の思いは そんなんだった。
三谷ファンの映画友達も
“ みんな 他人の評価 ( 星の数 ) だけで 勝手にマイナス感情を持って 観に行かなくなってる・・”
って つぶやいていたし。


実は 私は
前作の 『 清州会議 』 を とても面白く観た。
他人の評価より 自分の評価のほうが だんぜん高かった。
でも 
『 ステキな金縛り 』 は 自分にまったく合わなかったので
今回
それほどの期待もせず臨んだ。
だから
よかったのかも・・・???


・・・・
私は 結構スキでした!
小ネタが満載!
のっけの 切手貼り コモノ ( 生き物? ) の場面から すでに 笑っていました。
広い劇場内に 二・三十人の観客でしたが
ときどき 笑い声が響いていたと思います。 
たぶん 私だけだったかもしれませんが (^_^;)

ただ・・
この映画は 他の 三谷映画 よりも
人を選ぶだろう と 思いました。
生理的に イヤ な人も少なくないと 思います。



私の解釈ですが
監督は
恋愛映画 というか 恋愛についての映画 を描きたかったんじゃないかな?
と 思いました。
特に
オトコ と オンナ の 違い
もう ミミタコくらい 言われていることだと思うのですが

男は 過去にしがみつき
女は 現在を みている
男は 心の中に 過去の女たちをずっと住まわせているが
女は 過去の男を さっと消し去り その場所に 現在の男 を 入れ替える

香取君の 
   昔の彼女に対しての思い = 勘違い もしかり
小栗君の 
   別れを言うのは 自分で けっして相手ではない 
   → 優位なのはジブン=オトコ じゃなきゃ 納得できない
などなど・・・


なんか 思い出しても
ぷっ! と笑えてしまいます・・・

つ~ま~り~
この映画は
男の人より 女の人が 観たほうが 
笑えるんじゃないかな????

アンド

いい加減 男たちよ 大人になりなさ~~~い!!
という
目線を 感じました。


ただ
せっかくの 映画
しかも 舞台を 宇宙にしているのに
映画らしさが
なかったのが 残念でしたね・・・・


でも!
ちゃんと 映画館で
自分の目で 確かめてほしいな・・ って 思います。
ちなみに
私は 大竹しのぶさんの キャラが 好きでした。
あ・・
あと 歌のうまい 水滴る星人 ( なんとかいう名前だったけど モチロン 覚えられない! 笑 ) も。

好きな キャラと 生理的に受け付けられないキャラが
混在していると 思うけれど
いっときの
ストレス解消には なるかも? です。


  2015.11.04  「ギャラクシー街道」  TOHOシネマズ名古屋ベイシティにて鑑賞  ★★★☆













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