宝物。

ひとり言など

未来予想図…

2014-05-22 12:05:40 | ボッタルガ

わたしは、人間の姿のまま元の暮らしに戻った。

大学に入って、5年目。

後1年半で卒業する見込みである。

あの日の出来事は、もう忘れることにした。

しかし、目を閉じると子どものような寝顔を思い出す。

 

わたしは、すべて忘れるために少しの時間も惜しんで勉強をした。

普通の大学生のように、お洒落で人気の自家製のパスタのお店にいても

注文したメニューが来るまで、本に目を通し内容を理解し

頭のなかにインプットていたのだった。

人気のパスタのお店は、わたしの1週間に1度の贅沢なひとときだった。

どこからどう見ても目立たない普通の大学生だ。

 

今日も、ドリンクバーの野菜ジュースをうっかりこぼしてしまった…