宝物。

ひとり言など

不思議な網目…

2018-07-29 21:32:06 | 自然・宇宙

これは、何でしょう…

何かの目?

キラキラしてる…

 

割れた肌…

少しゴツゴツしてる…

そこ…

触ってみると、まだ硬い。

凸凹の網目。

なんで出来るんだろう…

美味しい印?

初めて、今年育てたメロン。

ふっくら、ふくよか。

 

 

 

 


浴衣姿…

2018-07-18 23:15:22 | 白と黒

「ちっちゃっ!!」

思わず口走ると

「何が!!」と杏子は怒った…

 

沙織はスラリと背が高く、浴衣姿がユリのようだった。

しかし、杏子は七五三のようで千歳飴を持たせたいくらいだった。

バタバタ歩く姿は浴衣を着ていても色気などなく

ヨシヨシと思わず頭をなでてしまいたくなる衝動に駆られる。

 

「かき氷もういらんからあげる!!」

とポンと渡され「頑張れよ~♪」と

逆に茶化されあっという間にいなくなった。

 

「お前も頑張れよ!!」

と言いたかったが、言えなかった…

 

沙織は、目をパチパチさせながら

「相変わらず、杏子さん可愛いね、二人でどこに行ったのかな♪」

と言った。

 

「千歳飴でも買いに行くんだろっ」と呟くと、

沙織がびっくりしたように自分を見つめた…

 

ふと我に返り、「いや…何でもない」

と、その場を繕った。

 


花火…

2018-07-18 22:51:54 | 白と黒

「ドーン、ドーン」と大きな音が続いた。

港から見える花火は、空いっぱいに広がり

自分の上に落ちてくるようだった。

隣で目をキラキラさせながら見ている姿を

何気なく眺めた。

 

蒸し暑く、汗ばむ…

ソフトクリームは失敗だった。

すぐに溶けてあまり美味しくなかった…

 

「夏はかき氷に限る!」と言い切る

杏子を思い浮かべた…

 

「ソフトクリームは失敗だったね…」

という言葉に、「いや…」と返す…

「おいしいよ…」と返す…

 

「嘘ばっかり」と笑う沙織に

「本当に…嘘だ…」と心のなかで呟いた。

 

後ろから、「よっ!!」と

思いっきり叩かれ、振り返ると

そこに浴衣姿の杏子が立っていた。

 

 


流星群…

2018-07-16 22:09:36 | 白と黒

杏子の家は自分の家の近くで、

2階の窓からすぐ見える所に住んでいた。

 

自分は、夏になると窓を開けていることが多く

流れ星が多く見られる時には

夜空を見ながら眠っていた。

 

杏子の家の窓にふと目をやると

今まで明るかった部屋の灯りが消え

杏子も眠るんだな、と思った。

そして、きっと同じ夜空を眺めているんだろうな…

と思った。

 

幾つもの流れ星が放射状にみられ、

キラキラと輝く星たちをいつまでも眺めた。

 

明日はどんな一日になるだろう…

 

幼なじみの杏子も付き合い始めた沙織も

同じ夜空を眺めていた。