柔らかい光のなかで
膝を抱えて耳を澄ます。
身体は浮遊していて
宇宙の中で漂っている。
一定のリズムで
赤の音が心地よく聞こえる。
身体の一部が繋がれていて
守られている。
柔らかい音を聞いている…
柔らかい音が聴こえてる…
やがて繋がれたものが無くなった時、
巨大なエネルギーとなり爆発し、
あらゆる可能性を秘めた物体となる。
遠くの方で、聞き慣れたリズムが
聞こえる…
白のエネルギーが
身体の中にミクロの戦士を作り出す。
近くにいても遠くにいても
いつでも、どんな時でも
見守り続けている。