ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の金刀比羅神社(1)

2016-12-25 21:49:09 | 水戸

 金比羅神社は香川県琴平町にある大物主神(おおものぬしのかみ)と崇徳天皇を祀っている神社で、漁業、航海、農業殖産の神として、また、水神でもあるところから火難除けや雨乞いの神として信仰をえているそうです。中世以来神仏習合により、金比羅大権現といわれたそうですが、明治になって分離されて金刀比羅神社に戻ったそうです。金刀比羅は、インドのワニを水神として神格化したサンスクリット語のクンピーラだそうです。海上に初穂を納めた樽を流す「流し樽(流し初穂)」の風習があり、それを見つけた人が、神社に奉納するのだそうです。

 

泉町 金刀比羅神社
 泉町3-1097
 寛文年間(1661-1673)に個人の祀った神社がはじまりで、昭和9年に泉町内の管理となったそうです。商売繁昌と航海安全を守護しているそうです。石碑では、社名の刀と比の字が上下に並んで一字のようになっていす。

 

紺屋町 金刀比羅神社
 白梅4-7
 明和3年にあった下市の大火で焼けたため、琴平町から火難救済の神として神霊を勧請して再建したそうです。石碑に刻まれた社名の金の字が変わっています。

 

五軒町 金刀比羅神社
 五軒町3-3
 石碑では、社名の刀と比の字が上下に並んで一字のようになっています。鳥居は大正13年建立となっていました。

 

水戸八幡  金刀比羅神社
 八幡町8-54
 境内社として、秋葉神社と三峯神社とともに三社が納められています。どれも火除けの神様として祀られているようです。

 

酒門町 金毘羅神社
 水戸市酒門町㈱デペロ横
 駒形神社と並んで建っています。鳥居前に石仏群があります。

 

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水戸の馬場

2016-12-24 21:31:53 | 水戸

城東の馬場
 旧町名も馬場といわれた馬場が、城東二丁目、今の城東保育園と城東児童公園のところにあり、隣には桜川が流れていたそうです。水戸藩初代藩主・徳川頼房時代からあったそうですから、古いもののようです。幕末の地図にもありますので、長く続いたということなのでしょう。写真の赤沼町の碑は、道向かいの地をさしています。

 

 

田見小路の馬場
 今の北見町にあるクリエートパソコン教室の少し気象台信号よりあたりから、大坂の道の信号までのところのようです。かつてこのあたりには、今の水戸八幡がありましたが、元禄7年(1694)徳川光圀によって那珂西に移されて、そのあとに馬場と矢場がつくられたのだそうです。この馬場も幕末まであったようです。写真奥に信号が見えます。

 

弘道館の馬場
 徳川斉昭によって創設された弘道館には、馬場が2本つくられていたそうです。ひとつは、濠に沿った北の馬場で、140間(約250m)、もうひとつは三の丸庁舎西南の梅林あたりにあった南の馬場で、120間(約250m)あったそうです。写真上は北の馬場あたりで、車の並んでいるラインをのばした一帯のようです。写真下は南の馬場あたりです。

 

 外にも吉田神社で流鏑馬(やぶさめ)が行われた馬場が、藤柄町にあったようです。水戸八幡では今も流鏑馬が行われているそうです。それらは、武家のものではありませんから、小さな規模のものだったのでしょう。写真は藤柄町です。

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"ぶらっと 水戸" が助けてもらっているサイト

2016-12-23 20:48:06 | 水戸

 自分に合った、信用度の高いサイトを見つけておくと、ツールとして大変役に立ちます。下記の外にも利用させていただいているサイトはたくさんありますが、たいへんありがたく、感謝しています。水戸に関しては、こうしたツールとしてのサイトとともに、資料としてのサイトももっとふえたらいいのにと思っています。

グーグル、グーグルマップとウィキペディア
 基本のき、これはもうなんといってもさまさまです。

町名
 水戸の旧町名http://www.city.mito.lg.jp/000271/000273/000281/000482/001826/p003500.html(水戸市のホームページ)

地名の読み方
 水戸市の郵便番号一覧http://www.post.japanpost.jp/cgi-zip/zipcode.php?pref=8&city=1082010&mode=list&addr=(日本郵便のホームページ)

標高
 地理院地図http://maps.gsi.go.jp/#6/34.831841/138.702393/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0f0

和暦と西暦の変換
 こよみのページhttp://koyomi8.com/  新暦と旧暦

市道
 水戸市道認定路線網図http://www.city.mito.lg.jp/web/mitoshidou/index.htm  川、橋、公園の名前もわかります。


 川の名前を調べる地図 http://river.longseller.org/c/08201.html


 愛橋全集 http://satoshi.quu.cc/moku/nippn.files/hashi.htm

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ぶらっと歩きの風景(5)

2016-12-22 20:55:46 | 水戸

東部館門の裏側(北見町2-15)
  曲がった自然木を裏側の柱と横の冠木に使用したユニークな門でした。

 

水戸人なら常識の「真実の口」(うそです)(市道千波・河和田線の見川町にある緑岡保健所近く)
 石のこしば資材置場です。 

 

ガラス看板(水戸市大町2-2-74)
 やす歯科 「美しいあなたを映すガラスです」とあります。前に「歯の」とつくのでしょうか。

 

兎小屋(水戸市梅香2)
 道路に面した兎小屋です。最近できたようです。柵町1にも同じような鶏小屋があります。

 

見川の仙奕台(市道千波・御茶園線の好文橋西の坂道途中)
  偕楽園の仙奕台とは別に、見川にも新しくつくられた仙奕台(せんえきだい)があります。「奕」は囲碁をすることですから、ここでは、将棋盤ではなく、ぜひオセロにするべきでしょう。(仙奕台は、仙人が囲碁をする高台の意味だそうです。写真では左が碁盤で、右が将棋盤です。)

ぶらっと歩きの風景(4)

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水戸の椅子(4)-石製

2016-12-21 20:22:33 | 水戸

 丈夫で長持ちする街路の石製椅子がふえているような感じがします。進みつつある高齢化に対応できるデザインも同時に考えられたほうがよいのではないでしょうか。もっとも-
 道路に並んだ椅子にすわって楽しそうに会話する高齢者群、といったヨーロッパ紹介によくあるようなイメージは、日本の都市でできてくるのでしょうか。もしそうならなければ、今のように、ただ街路に椅子をつくってゆくだけということになってしまうような気もするのですが。

 

正方形 赤塚駅前公園(河和田1)

 

正方形 水戸芸術館裏通り(市道上市187号線 五軒町1)

 

長方形 二の丸水郡線側(大木スダジイの前にもあります 三の丸2)

 

長方形+正方形 県庁南側庭園(笠原町)

 

丸と長方形 杉山坂下小公園(背後の黒御影も椅子です 三の丸2)

 

丸 安楽寺(吉田町2511)

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