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水戸の熊野神社

2018-05-03 20:40:13 | 水戸

 熊野三山という三つの神社(本宮・速玉・那智各大社)に対する信仰が全国的にひろがり、その結果、各地に熊野神社が勧請されたようです。平安時代末期の院政期に、法皇・上皇等が数多く参拝し、また、御師(おし)や山伏などによる布教活動が盛んにおこなわれたことなどにより、中世には「蟻の熊野詣で」といわれたように、多くの参詣者があったようです。八咫烏(やたがらす)を図案化した牛王宝印(ごおうほういん)は、民間の誓約や魔よけに使われたり、歌比丘尼(うたびくに)による説法も広く行われたそうです。
 全国に熊野神社は3,000社くらいあるようですが、水戸では少数派のようです。

 

熊野大権現(谷田町450)
 永正年間(1504-21)に肥後の菊池氏一族の石見守景安(いわみのかみかげやす)がまつったものだそうです。

 

熊野大権現(袴塚2-3)
 茨大付属中学校道向かいの、民家に取りかこまれた地の一角にありました。

 

山神・熊野神社(元石川町)
 一つのやしろに合祀されています。

 

熊野神社(六所神社境内社 大串町)
 六所神社の境内に独立した境内社として熊野神社がありました。

 

熊野神社(筑波神社境内社 酒門町)
 境内の鞘堂内に6つ並ぶ木製境内社群の中にありました。

 

飯綱、熊野、多賀神社(愛宕神社境内社 愛宕町10-5)
 境内の石祠に、3つの神社の一つとして合祀されていました。

水戸の香取神社


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