ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の扉(2)

2018-02-02 20:35:45 | 水戸

 扉の語源は、戸片(とひら 片は薄く平たいもの)という解釈が主流のようです。「と」は家の出入り口の意味か、水戸の戸と同じで場所の意味、「ひら」は開くと解釈すると簡単のように思うのですが、しろうと解釈なのでしょう。
 扉もいろいろあるようです。

 

薬医門(三の丸3-10-17)
  乳(ち 釘隠などにつける饅頭状の金物)などの金具がきれいです。

 

好文亭(常磐町1-3-3)
 好文亭にある茶室・何陋庵(かろうあん)に向かう露地入口にある門(露地門)の扉です。網代(あじろ)のデザインが目をひきます。

 

有賀神社(有賀町1032)
 本殿の扉です。鍵穴のある金物と対象につくった金物と、四方につけられた装飾金物が見どころでしょう。

 

中崎家住宅(鯉淵町2897)
 土蔵扉の鍵穴金物には穴をふさぐ鉄板がつけられているようです。

 

珈琲豆焙煎 ブレンドマーケット(河和田町477-3)
 引き手脇にある宝づくしの金具には作者の名前もはいっていました。

 


柳河小学校(柳河町318-1)
 トベラの葉は、除夜や節分に、その臭いが邪気を払うとして扉にはさんだことから、その名がついたそうです。そうすると、扉という言葉の方が古かったということです。

水戸の扉(1)


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