ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のニワトリ(2)

2022-04-03 19:25:17 | 水戸

木彫(護国神社 見川1-2-1)
 長鳴き鳥(ニワトリ)を鳴かせて祝詞(のりと)をとなえたりして、天岩戸(あまのいわと)が開いたとそうですが、昔から神社にニワトリはつきもののようです。境内にニワトリを放し飼いしている神社を時として見かけます。護国神社には、米をつつくニワトリの木彫がありました。

 

ボチ(住吉神社 東前36°20'22.2"N 140°32'05.1"E)
 住吉神社境内にある子安大明神のあるところに、ボチのニワトリがありました。ボチには恵比寿・大黒だけでなく、十二支の動物もつくられていたようです。

 

風見鶏(岩根町)
 日本では日和見(ひよりみ)のイメージがある風見鶏は、西洋からはいってきたものだそうですが、本来は魔除けの意味があったようです。風の吹く方向に向かう風見鶏と、東西南北を示す十字とは違う発想のものですから、どこかで習合したのでしょうか。

 

プランター(水戸市植物公園 小吹町504)
 水戸市植物公園入口にある、ニワトリ型の大型プランターです。園内にある植物館の入口にもニワトリのプランターがあります。

 

鶏亀地蔵(六地蔵寺 六反田町767)
 六地蔵の中に鶏亀地蔵がある場合があるようです。この地蔵をつくったときに、ニワトリが鳴き、カメが寄ってきたからいわれるのだそうですが、錫杖と宝珠をもっているそうです。延命地蔵、光味地蔵のことでもあるようです。母乳が出ない母親が拝むと乳が出るようになるそうです。仏説はきわめてたくさんあるようなので、いろいろな説があるのでしょう。

水戸のニワトリ(1)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 水戸の橋の親柱(2) | トップ | 水戸の影(7)  »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

水戸」カテゴリの最新記事