ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のお茶(4)

2022-10-16 19:13:42 | 水戸

チャの花(金谷町)
 チャを生垣などにする家がけっこうあるようですが、今ごろが花の時期のようです。自家用のお茶に使うということもあったのでしょうか。ツバキ科なので、もツバキに似ているようで、オレイン酸の多い油もとれるとか。

 

茶臼(埋蔵文化財センター 塩崎町1064-1)
 この茶臼は、水戸城三の丸での出土品だそうです。水戸では石州流のお茶が一般的だったようですが、城内では抹茶をひいて作っていたのでしょうか。お茶をひくという言葉は、売れない花魁(おいらん)が、暇な時間に茶臼でお茶をひいたからとかいいますね。

 

井幸茶舗(本町2-1-26)
 江戸時代から続く、お茶の老舗だそうです。現代的なお茶も売っているようですが、昔からの対面スタイルの商売をしているようです。一昨日見たところ、常陸三の宮吉田神社の祭礼で、本三町目(かつての町名が使われているようです。)事務所になっていました。写真は事務所設置の様子です。

 

雛飾り(護国神社 見川1-2-1)
 雛人形の段飾りの中には、嫁入り道具の一つとして茶道具も置かれるようです。写真は、茶筅(ちゃせん)や茶杓(ちゃしゃく)までそろえた本格的な茶道具一式のひな飾りです。

 

茶青花(チャセイカ 偕楽園 常盤町1-3-3)
 茶青花という名称は、チャの花に似ているからという説があるようです。花は青白、一重咲き、中大輪、芳香が高いと偕楽園の梅図鑑にあります。

水戸のお茶(3)

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