今回は、水戸・百樹園で見た、だれでも身近で知っている樹木の樹皮です。一目見て分かるでしょうか。
カクレミノ(ウコギ科)
若葉は普通の葉のような形のようですが、その後、多くが3つに分かれて隠れ蓑の形に似てくるようです。樹皮は灰白色でなめらかだそうです。
コブシ(モクレン科)
樹皮は灰白色で、ややなめらかだそうです。花には香りがあって、実は辛いそうです。
サルスベリ(ミソハギ科)
茶褐色の樹皮ははがれやすくて、下のすべすべした樹皮がでてくるようですが、それが繰り返されるそうです。百日紅と書きますが、長く咲くからだそうです。
ビワ(バラ科)
樹皮は灰白色、樹齢を重ねるとはげてまだら模様になるそうです。ちょうど今ごろ花が咲いています。葉や実の形が琵琶に似ているからだそうですが、そうすると、ビワは名前と一緒に、中国からもたらされたということなのでしょう。
モチノキ(モチノキ科)
樹皮は灰白色でなめらかだそうです。この樹皮の内側を集めてたたきつぶすと、トリモチができるのだそうです。