驚かれるかもしれないが、月の軌道を完璧な数式で表すことは、現在でも天文学上難しい問題です
その幾つかの点を列挙する。
1.月は地球を焦点の1つとする楕円軌道上を動いている。
2.楕円軌道の近地点は地球から384392km、遠地点は406679kmである。
3.よって月の面積の見かけの変化は約14%になる。
4.月の軌道面は黄道面に対して5°9″傾いている。
5.月の運動は太陽の重力のためより複雑になっている。
6.太陽の影響による月の摂動は6つの要素に分けられる。
7.ま太陽ばかりで他の惑星の影響や地球や月の形などが影響する。
8.しかしその他の大部分による効果は小さいので、日食、月食などの計算には差し支えない精度で計算できる。
9.いずれにしても研究要素はまだ十分にあると言える。
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