Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G
【高山番外編その2】
『さるぼぼ』の意匠/衣装を身にまとった“河童”の図
奥に見える金色の集団は“豚”であろうか
かのご高名な「回していくか!回して!」のお方ズのような絢爛さである
『げろっち』的なネーミングでいけば『かっぱぼぼ』
もしくは『さるっぱ』、か
ほぼジェームス・ブラウン様の域である
Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G
【高山番外編その2】
『さるぼぼ』の意匠/衣装を身にまとった“河童”の図
奥に見える金色の集団は“豚”であろうか
かのご高名な「回していくか!回して!」のお方ズのような絢爛さである
『げろっち』的なネーミングでいけば『かっぱぼぼ』
もしくは『さるっぱ』、か
ほぼジェームス・ブラウン様の域である
Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G
『げろっち』とは
『さるぼぼ』をモチーフにしたキャラクター『ひだっち』が
カエルの被り物をしている“下呂”温泉のキャラクター、らしい
キャラクターのベースは
顔やネーミングからもワカル通り『いのっち/V6』である:嘘
Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G
筏橋を渡ると人でごった返している通りに交錯した。
宮川と平行に走るその通り~後に確認したところ『古い町並』という名である事が判明~を
人に流されるままに歩き出すと、程なくして“撮影ポイント発見センサー”、
通称“それ撮ってどうするの?センサー”が反応した為、道端にしゃがみ込んでカメラを構えた。
すると「撮影の邪魔になる」と思われたのであろう、
ご家族連れで歩いておられた一団がフレームにインする手前で止まって待っていてくれるではないか。
こちらとしては、人が行き交う様子を含めて観光地のスナップだと思っているし、
なにより通行される方ズが優先/気をつかっていただいては申し訳が立たない為、
「全く気にする必要など無いでござる」の意味を込め満面の笑みで「どうぞどうぞ:上島竜兵」をするのだが、
いかにも「恐縮です:梨本勝」といった表情で小走るご家族連れ。いやいや、恐縮すべきはコチラの方でござる。
※一部、古の情緒を盛り込んだ文体で書いております
驚くべきことに、市内散策中、上記したようなことが何度もおこった。
こんなことは“観光地スナッパー”、通称“お巡りさん、アソコに怪しい人がいます”になってから初めての経験だ。
高山には“観光客を良い人にしてしまうナニか”があるのだろうか。
・・・『飛騨牛』を食べると善人化する、とか。
結論:my一家は誰一人として食べてこなかった
kNikon D90 + AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G
店を出ると「一旦車に戻る」という女子ズと別れ、一人東に向った。
“全国方向音痴コンテスト/206位”程度の実力を持つ自分が
土地勘の無い地を地図も持たずに歩いたとなれば当然のごとくプチ迷子る。
別れてから9,048秒後、
食器屋で箸を選んでいる女子ズに偶然の再会を果たしたのだが、その時の感動たるや。
南極でタロとジロに再会したキムタク以上のものだと推察された。
帰宅した後確認したところ、
歩いたエリアは南北が『中橋~鍛冶橋』間、
東西は『飛騨護国神社』が東端、西は『宮川(一朗太)』までといった300メートル四方に過ぎなかった。
結論:人間、90,000平方メートルあれば余裕で迷子れる
【つづく】
Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G @ Restaurant LE MIDI
運ばれてきたメインディッシュ~ローストポーク♪~に歓声が上がるourテーブル。
素材が飛騨豚ということ以外聞いていなかった“お任せメニュー”故、
どんな料理が運ばれてくるのか想像がつかなかったのだが、いや全く以ってエクセレントである。
素材にもこだわっているというこのお店、出来る限り地元産のモノを使っているそうだ。
付け合せの『大根のキャラメル煮』と『ポテトとチーズのグラタン』、
『カリカリベーコン』に『タマネギの丸ごとロースト』、『その他野菜』と、
文字通り“盛り沢山”の料理のほとんどが地元素材である旨の説明を受けつつシャッターを切る。
…この頃になると完全に『撮影意欲<食欲』だ。
画像が適当になってきている事からもソノ様子が伺える。
比較するモノが無い為大きさが伝わらないと思うのだが、豚肉だけでも180gはあろうかという量である。
一皿で“メインディッシュ”と片付けてはいるが、実質、3皿分位のボリューム/品数は余裕でありそうだ。
とは言え、どれもこれも神経が行き届いた素晴らしい仕上がりで、
名前だけの高級フレンチ店などよりはるかに美味しかった。
「これならこの金額も高くは無いな」などと上機嫌かつ満腹脳で考えていると、デザート様登場☆
もう陽射しは強いわ満腹だわ幸せだわで撮影意欲全く無し。
「もう少し気合入れて撮れ/せめてあと2段絞れ」
などという声が聞こえてきそうなカットしか撮れていないありさまが全てを物語っている。
川柳:満腹は 人を怠惰に させるのだ
・ショウガとハチミツのプリン
・チョコレートのムース
・ベリー系のシャーベット
・洋梨のタルト
・チョコレートケーキ(以上うろ覚え)
5品のスイーツ盛り合わせで血糖値も幸福値もピークに達したところをコーヒーで流してランチ終了。
各々が「これから市内観光?もぉいいじゃん帰ろうよ」という声を胸に秘めたまま店を後にした。 【つづく】